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姑「私の娘にあげてよ!」嫁「使ってますけど」あつかましい姑と義姉のダブル攻撃に遭遇した話

  • 2024.9.10

人との距離感って難しいですよね。特に義実家となるとさらに気を使います。ですが、相手がいい人だったとしても『あれ? なんだかおかしいな』と思ったときは自分の直感を大切にしたい、そう感じるエピソードを知人から聞いたのでご紹介します。

画像: 姑「私の娘にあげてよ!」嫁「使ってますけど」あつかましい姑と義姉のダブル攻撃に遭遇した話

姑の距離感

私は結婚した当初、姑との距離感の取り方に少し戸惑っていました。

私は人とゆっくり親しくなるタイプなのですが、姑は壁がなく、初対面からまるで旧友のようにフランクに話してくれるタイプです。

「今まで何人くらい付き合ったの?」「給料はいくら?」など平気で聞いてきます。
かなり戸惑いつつも、こんなにフレンドリーに受け入れてもらえるのはありがたいなという気持ちもあり、早く慣れるよう頑張ろうと思っていました。

ブレンダー事件

ある日、義実家に呼ばれ、姑と義姉(B美)と3人でお茶をすることになりました。

こんなこと初めてで緊張しつつ話していると、話の途中で姑から
「そういえば私ちゃん、ハンディブレンダーほぼ使ってなかったよね? B美がちょうど欲しいらしいから、あれあげたら?」と言われました。

私は今まで「使ってない」なんて言った覚えがなかったのでびっくり。
きっと別の誰かの話と勘違いしているのだろうと思い、「いえ、普段使ってますよ」と断りました。

ふと目が覚めた

そこで話が終わるかと思いきや

姑「どのくらい使ってるの?」
私「数か月に一度くらいですかね」
姑「そんなたいして使ってないなら、いらないでしょ? 欲しい人にあげたらいいじゃない!」
私「……」

なんだか、あからさまに義姉にあげる流れにもっていこうとしている姑。この間、義姉はずっと黙っていました。
この不自然な会話に私は、『もしかして今日このために呼ばれた?』という考えがよぎりました。

過去にも何度か「あれ?」と感じる会話がありました。
今までフレンドリーだと思っていましたが、このときふと『あ、この人ただ単に私のことを雑に扱ってもいいと思ってるだけだ』という考えに至りました。

もちろん姑の真意はわかりませんが、これを許せば今後雑に扱われてしまうかもしれない。そう感じ、今回はきっぱり伝えることにしました。

今後のために

私「もしブレンダーが欲しいならお義姉さんがご自身で購入されてはいかがですか?」

そう伝えると義姉は
「いやでも、使ってないのもらえるならそっちのほうがいいじゃない!」と言っていました。一度も「使ってない」なんて言ってないのに。

私は「私使ってますよ。先ほどもお伝えしましたけどね。何度言われてもあげませんよ。」と言うと、姑がごにょごにょ言ってましたが、もうそれ以上「あげろ」とは言われませんでした。

まとめ

姑が本当に「雑に扱ってもいい」と思っていたかどうかはわかりませんが、どういう理由があるにせよ、あげるかどうかを決定できるのは本人だけのはずです。節約したい気持ちもあったのでしょうが、今後の関係も考えると、今回のようにしっかり自分の気持ちを伝えることは大切ですね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2020年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい
IT企業での激務を経験する中、落ち込むことがあった日でも、ほっこりしたり笑える良い話に勇気づけられ、自らも読者を元気づけたいと思いライター業をスタート。キャリアを生かして、友人知人に取材。記事にするコラムライターとしてltnで活動中。

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