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【連載】 桐島かれんさん BloomingLife 〜アーユルヴェーダ料理で体を整える〜

  • 2024.9.10

連日の猛暑に悩まされ、不調を感じている人は多いのでは?
今回かれんさんが教わったのは、食をはじめとする生活全般にアプローチすることで、健やかな体を保つアーユルヴェーダ。
内側から体を整える手段として、トライする価値がありそうです。

不調が出やすい季節は体を癒やす食事を

いつにも増して、蒸し暑い日が続いている今年の夏。この暑さでは、さすがに食欲も落ちて、体調を崩してしまいますよね。

夏を健やかに乗り切るために、何かよい方法はないかと探していたところ、教えてもらったのがアーユルヴェーダ。インドで生まれた伝統医療で、5000年もの歴史を持つとも言われています。

アーユルヴェーダでは、食は心と体に大きな影響を及ぼすと考えられており、体質や体調にあわせた食材の選び方や食べ方、滋養をあますところなく摂取するための調理法が重視されているのだそう。

今回、アーユルヴェーダアドバイザー兼ヨガ講師で、私の弟のパートナーでもある桐島訓子ちゃんに相談したところ、今の時季は、体の内側にこもった熱を放出し、秋からの乾燥や冷えに備えることが重要だとか。

そのために考えてもらったのが、「緑豆とにんじん、ディルのサラダ」「トマトとキュウリ、赤玉ねぎのパパドサラダ」「ムング豆のスープ」「白なすとカリフラワー、ビーツのカレー」の4品。

体にこもった熱を放出し秋からの変化に備える

食事の10分前には薄切りのショウガを2、3枚食べることで、落ちていた食欲や消化力が高まります。食材は旬の新鮮なものを選ぶとともに、6味(酸味・甘味・塩味・辛味・苦味・渋味)と7色の素材を取り入れることで、必要な栄養素をまんべんなく摂れるのだそう。

豆と野菜で作られているので、食べたときのおいしさはもちろん、胃腸が重くなることもなく、体がすっきり軽くなります。

内側から体を整えるためにも、日々の食事に取り入れたいですね。

スパイスドリンクで手軽にアーユルヴェーダを

「スパイスの女王」と呼ばれるカルダモンを水に浸け、香りを移したカルダモンウォーターは、体の余分な熱をとり、更年期のホットフラッシュの症状を緩和する効果もあるのだそう。「清涼感のあるスパイシーな香りが爽やか。今日の食事にも合いますね」

かれんさん着用:ワンピース¥39,600/ハウス オブ ロータス(ハウス オブ ロータス 二子玉川店)

SHOPLIST
ハウス オブ ロータス 二子玉川店 03-6431-0917

撮影/平岡尚子 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2024年9月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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