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【余熱調理】煮るのは4分!パサつきゼロな「しっとり鶏むねチャーシュー」に挑戦!煮汁は炊き込みご飯に♡

  • 2024.9.10

比較的リーズナブルでボリューム感のある鶏むね肉は、日々の献立に役立つ食材♪筆者宅の近隣スーパーでは、よく100g68円で特価になっています。ただし、調理の過程でパサつきがちなのが悩みの種。何かいいアイデアはないかとYouTubeで探していたら、料理チャンネル『エプロン』で簡単&おいしく作れる「鶏むねチャーシュー」が紹介されていました。残った煮汁は炊き込みご飯にアレンジも…って、これは作るしかない♪




YouTube『エプロン』は簡単で節約に役立つ料理チャンネル

「鶏むねチャーシュー」を見つけたのは、YouTubeの料理チャンネル『エプロン』。チャンネル登録者数は37.4万人で、投稿者のエプロンさんは、お料理好きな30代の主婦の方です。

日々の献立にぴったりの簡単料理や節約料理、おいしいスイーツなどなど!パパッと作れるレシピを紹介していますよ。筆者はこれまで、『エプロン』を参考におかずやスイーツを作ってきましたが、どれも簡単でおいしく出来るものばかリでした。

今回は、お鍋で短時間火入れするだけで作れるという「鶏むねチャーシュー」を作ってみます。ほぼ余熱で火入れするので、ほったらかしで仕上がりそう!

余熱調理がポイント!「鶏むねチャーシュー」を作ってみた!

鶏むね肉は、300g以下の小さいサイズのもので。また、お鍋は肉が煮汁にしっかり浸るよう、小さめをご用意くださいね。今回は直径16cmの片手鍋で作ってみます。



【材料】(作りやすい分量)
鶏むね肉…1枚 ※今回は300g使用
ゆで卵…好きなだけ
水…100ml
しょうゆ…100ml
みりん…100ml
砂糖…大さじ3
酢…大さじ1
しょうが(すりおろし)…小さじ1
長ねぎ(青い部分)…あれば

1. 鍋に水、しょうゆ、みりん、砂糖、酢、しょうが、長ねぎを入れ、中火で沸騰する程度に温めます。



調味料と香味野菜を入れて、中火で煮立たせます。みりんのアルコールが飛ぶように、沸騰してから1分ほど加熱しました。

2. 皮を剥いた鶏むね肉を入れ、片面2分加熱します。



中火のまま、鶏むね肉の片面を2分間加熱します。

3. 鶏むね肉をひっくり返し、さらに2分加熱します。



鶏むね肉をひっくり返すと、加熱した面は白っぽく色が変わっていました。反対の面も2分間加熱します。



4. 火を止め、ゆで卵を加えてフタをし、30分ほど余熱で火入れします。



鶏むね肉の加熱は4分間だけ。後は煮汁の余熱で中まで火を通します。ここでゆで卵を加えると、余熱で味付け卵が出来ますよ。



フタをして、30分ほど置いておきます。鶏むね肉とゆで卵の両面に味が染み込むよう、途中で数回ひっくり返してくださいね。



今回はエプロンさんの動画と同様に1時間置いておきました。その間15分に1回、鶏むね肉とゆで卵をひっくり返して、味がなじむようにしました。

煮汁に1日浸けておくと、より味が染み込むそうですよ。食べやすい厚さに切ったら完成です♪

鶏むね肉がしっとり♪あっさり味のチャーシューがしみじみおいしい



エプロンさん考案の「鶏むねチャーシュー」が完成しました♪今回は煮汁に浸したまま1時間置いておきましたが、表面にうっすらと煮汁が浸透して、チャーシューらしく仕上がりました。

切ってみると…中は鶏ハムのようにきめ細やかな質感!ゆで卵は煮汁が染み込んで、断面が黄色、白、茶色の3層になっていました。



チャーシューは3mm厚さくらいに切って、いただきます。食べてみると、鶏むね肉なのにしっとりとやわらか~い♪煮汁に浸していたことでパサつき感はまったくなく、かなりジューシー!

周りにしょうゆとみりんの味わいが浸透していますが、鶏むね肉自体はあっさりとしているので、和風ハムのような感じでいただけます♪

味付き卵は「鶏むねチャーシュー」よりも煮汁の味わいがしっかりと付いていて、しょうゆの風味を感じます。ゆで卵よりも断然おいしいので、一緒に作らないと損!と感じるくらいですよ。

ただ、鶏むね肉の一番分厚い部分は、ギリギリ火が通っていたという感じでした。今回作ったのが冬だったので、鍋の余熱が冷めるのが速かったのかもしれません。鍋をタオルで包むなどして、余熱をキープ出来るよう工夫すると、しっかり中まで火が通るかなと思います。



残った煮汁でもう一品♪「炊き込みご飯」にアレンジしてみた!

「鶏むねチャーシュー」を作ると、煮汁がたくさん残ります。エプロンさんが煮汁の活用レシピとして「炊き込みご飯」を紹介していたので、作ってみます。



【材料】(2合分)
お米…2合
鶏むねチャーシューの煮汁…2合分
にんじん…2/3本
しいたけ…6個
和風だしの素(顆粒)…小さじ1

1. にんじんとしいたけをみじん切りにします。



ご飯になじむよう、野菜は出来るだけ小さく切りました。

2. 炊飯器に洗ったお米、切った野菜、煮汁、和風だしの素を加え、炊き込みモードで炊飯します。



残った煮汁は250ml。炊飯器に入れると2合の線よりもやや少なかったので、水を足して調整しました。後は炊き込みモードで炊飯するだけです♪



70分経ったら炊けました。全体を混ぜ合わせたら完成です。



「鶏むねチャーシュー」の煮汁を使った「炊き込みご飯」がこちらです。煮汁の色がしょうゆ色だったので、かなり濃いめの茶色に仕上がりました。

食べてみると、うなぎのたれで炊いたような甘辛さ。ご飯が甘辛いしょうゆベースの煮汁をしっかりと吸っているので、濃厚な味わいに。中華ちまきやうなぎご飯のような甘辛いコクを感じます。

けれど、筆者は少し濃いように感じたので、水で煮汁を薄め、お好みの味に調整してもよさそうな気が。また、炊き立ては少し芯が残ったように感じたので、お米は浸水させるか、炊いた後に少し蒸らし時間を設けると、ちょうどいい硬さになると思います。

短時間加熱&余熱がカギ!パサつきやすい鶏むね肉もしっとり食感に



YouTubeの料理チャンネル『エプロン』で見つけた「鶏むねチャーシュー」は、たった4分という超短時間の煮込みと余熱で、じっくりと火入れするのがポイントでした。

スライスしてそのまま食べてもおいしいですが、細かく切ってサラダに入れたり焼いて食べたりと、いろいろアレンジが効きそうですよ。

鶏むね肉はリーズナブルでボリュームのあるお肉なので、しっとりと作れる「鶏むねチャーシュー」をマスターすれば、常備菜として活躍しそうです。

しょうゆとみりんを比較的たくさん使いますが、残った煮汁は「炊き込みご飯」にアレンジ出来るので無駄なく使えますよ。覚えておくと役立つレシピなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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