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【令和の米騒動】ようやく解消か…《新米》毎年食べてる?新米選びで“価格”より重視することとは?

  • 2024.9.10

新米シーズン到来!米の品薄もまもなく解消か

米の品薄もまもなく解消か
米の品薄もまもなく解消か

“令和の米騒動”と呼ばれるほど、スーパーからお米が不足した今夏。24年産の新米が店頭に並び始め品薄状況は解消に向かうとみられています。タイガー魔法瓶が、これから本格化する新米シーズンを前に、「新米に関する意識調査2024」を実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年7月29日(月)~8月5日(月)の期間、全国の20~50代の男女計419人を対象に、インターネット上で行われました。

それによると、お米を食べる頻度について、8割以上の人が1日1回以上お米を食べていることが分かりました。好きなお米の味・食感についての質問では「もっちりしている」食感を好む人が最も多く42.8%、味で最も支持されたのは「甘い」が31%で最多でした。

あなたは新米を毎年食べていますか?

あなたは新米を毎年食べていますか?
あなたは新米を毎年食べていますか?

6割以上の人が、毎年新米を食べると回答。新米をおいしいと感じる点として「みずみずしさ」「もっちり加減」「甘さ」「粒のツヤ感」など、新米特有のおいしさを実感している人が多いことが分かりました。

新米を購入する際に重視する点として「産地」を抑え「銘柄」が43.2%と最も多く、粒の大きさなど好みに合わせて選ばれていることが伺えました。さらに、物価上昇や値上げラッシュが続く中、意外にも「価格」を重視する人は39.6%と、「銘柄」「産地」に比べ少ない結果となりました。

猛暑の弊害も深刻?高温登熟障害とは?

お米の登熟期の気温が高すぎて品質が低下する「高温登熟障害」を知っていますか。昨今、全国的に課題となっている現象で、「高温登熟障害」によりお米が白く濁ってしまったり、亀裂が入って割れやすくなるといった悪影響が起こります。今回の調査では、44.7%の人が暑さに強い/弱いお米の品種があることを知っていると回答。その中でも、暑さに強い銘柄を意識して選んでいる人は約2人に1人もいることが判明しました。お米に対する関心度の高さが伺えます。

新米を炊く際、いつものお米と同じ炊き方でいいと思いますか?」という質問に対して約半数の52.1%は「思わない」と回答しており、新米ならではの特徴に合わせた炊きわけが理想的であると感じています。しかし、実際には、新米に適した炊き方があることを知らないと回答した人は53.6%であり、いつものお米と新米の炊きわけが実践できていない人が半数以上もいることが分かりました。

五ツ星お米マイスターで米屋「スズノブ」のオーナーの西島豊造氏は、 「新米の魅力はズバリ、みずみずしいツヤと口で広がる若い息吹の香りです。食感でいうと、噛みしめた時の旬ならではのしっとりとした柔らかさと、獲れたてならではの粘り具合、旨みと甘みのバランスが良い点が挙げられます。新米を選ぶ際の基準の一つとして、“暑さに強い“という点をぜひ思い出していただければと思います」とコメントしています。

(LASISA編集部)

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