フジテレビアナからアスリートの妻に【本田朋子さん】結婚11年で3回の引っ越し、地方での生活とは

フジテレビを退社して、プロバスケットボールの五十嵐圭さんと結婚してアスリートの妻になった元フジテレビアナウンサー本田朋子さん。11年の結婚生活の中で、3回の引っ越しを経験しています。新しい土地での不安はありつつも、現在は東京を離れのびのび子育てができているそう。アスリートとの結婚、子育てについてお聞きしました。

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本田朋子さんprofile

1983年愛媛県生まれのフリーアナウンサー。2006年にフジテレビに入社。スポーツニュース番組「すぽると！」「ペケ×ポン」「とんねるずのみなさんのおかげでした」など多数を担当。2013年にプロバスケットボール選手の五十嵐圭氏と結婚。群馬県在住。1男1女のママ。

アナウンサーからアスリートの妻へ。夫とは一緒に不安も喜びも抱えて、共に生きていると言う感じです

STORY編集部（以下同）ーーフジテレビを退社されたあとに、プロバスケットボール選手の五十嵐圭さんとご結婚されて環境の変化があったと思いますがいかがでしたか？

結婚してすぐに名古屋に行き、その後新潟に行きました。新潟にいるときに長男を出産して、群馬に引っ越しして、長女を出産しました。今日みたいに私が仕事で夫が休みの時は、幼稚園の送り迎えから寝かしつけまで全部やってくれます。家事もやってくれますし、洗濯物なんて、私より綺麗に畳んでくれます（笑）。逆に夫がアウェーでいない時はワンオペになります。そういう時に限って子どもが熱を出して、一人で病院を駆け回ってます（笑）。子どもが2人になって私もたくましくなりました。結婚して子どもが生まれてからは子育てを通じて、共に生きている感じです。結婚して11年の間に人生の大きな決断を3回くらいしているので、そのたびにこれから自分たちはどうしたいのか、新しい土地でどうしたいのか、夫婦でよく話し合います。不安も一緒に抱えて、新しい土地を一緒に開拓して、新しい喜びも共に見つけて、共に闘っている感じです。

独身の時は自分の為だけに時間とお金を使っていましたが、アスリートの妻になるということは食事面でもサポートはしなくてはいけないというのがあったので、結婚してからは完全にモードを切り替えました。第一優先は家庭で、夫の食事作りや環境を整えて私の仕事は夫の仕事に支障がきたさない程度にしていました。長男を出産してからは、より自分のことは後回しという感じになりました。

新しい土地に行くのはエネルギーがいりますが、こういう人生なので住んでいる場所で過ごす時間を大事に思います

ーー地方での子育てはどうですか？

今は群馬に住んでいるので、名古屋と新潟に住んでいたときに比べて気持ち的には仕事と育児のバランスはとりやすいのかもしれません。都内にいたらもっと働きたいけど、夫はアスリートで、子どもが2人いて、仕事が思うようにできなくて…と悩んでいたかもしれません。今は地方でゆったりと生活していて、ストレスも少なく、子育てを楽しんでいます。今は父親が頑張っている姿をそばで見せてあげるのが一番いい教育かなと思っています。もともと夫も私も公立育ちで、親から何か言われたこともなかったので、子供には好きなことをやって欲しいと思っていますが、息子は自ずとバスケットを見る機会が多いので、自分もバスケット選手になって、将来パパと同じチームに入って、パパを助けるなんて言っています（笑）。

ーーご自身の人生を振り返ってどう感じていますか？

刺激満載の人生だなと思います。新しい土地に行くのはやはりすごくエネルギーがいりますし、不安もあります。でもこういう人生だから、この場所に住んでいる、この時間を大切にしようと思えるようになってきました。近所の方や地元の方と繋がりもすごく大事に思います。いつも素敵なご近所さんに恵まれています。昔はお酒の席は苦手だったのに、最近はママ友と飲みに行く時間が大好きで、お酒が美味しいことに気がついてしまいました。年下の友達が多いのですが、年齢とか関係なく飲めるのが本当に楽しくて。それが今のストレス発散方法です。

スポーツに携わっている仕事をしていると自分たちのライフスタイルをどうしていくべきかということは常に考えます

ーー将来はどうしたいですか？

まわりの現役を続けている方もそうですし、現役引退をされた方もスポーツに携わっている仕事だと、同じとところにずっと所属しているわけではないので、自分たちのライフスタイルをどうしようかなというのは常に考えています。同じアスリートの妻のお友達も多くて、よく相談に乗ってもらっています。私自身もまだぼんやりとはしていますが、やりたいことがあるので子育てがもう少し落ち着いたら挑戦してみたいです。自分が満たされていないと子どもに優しくできない時もあるので、家庭円満の秘訣は自分が満たされることだと思います。

ワンピース￥49,500(LE PHIL)パンプス￥135,300(Sergio Rossi)イヤリング￥1,265,000(Buccellati)

撮影/浜村菜月 スタイリスト/杉山朱美 ヘア・メイク/かんだゆうこ 取材/山崎智子

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