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「一段と大きなドライブ感と緊迫感を感じてもらえると思います」ドラマ『マウンテンドクター』プロデューサーが見どころを語る

  • 2024.9.10
ドラマ『マウンテンドクター』第10話 ©カンテレ
ドラマ『マウンテンドクター』第10話 ©カンテレ

今夜放送の第10話では、江森(大森南朋)が病に侵されていたことを知り、一時的とはいえ、山岳医として知識も経験も豊富なチームの柱を失ったMMTの面々は、思わず表情を曇らせる。ところが、江森は自らの命を顧みず、山で起きた土砂災害の現場へ。目の前の命を救おうと命がけで救命活動にあたる江森に背中を押された周子(檀れい)もまた、MMTの存在に否定的な行政に再び立ち向かっていく。

医師が山へ行くことで救える命がある――ここにきて、江森が周子の思いに応え、先陣をきって災害現場へ駆けつける展開は、まさに周子が思い描いた山岳医療の理想であり、閉じかけた山岳医療の未来への扉を再び開ける突破口のようにも見えるが…。

最終回を前に、怒とうの展開を見せる第10話。歩(杉野遥亮)の二次遭難の一件で窮地に立たされたMMTは、このまま解散を余儀なくされるのか。それにより、典子(岡崎紗絵)は母・聖子(池津祥子)の思惑通りに麻酔科医としての未来を閉ざされてしまうのか。さらに、主が不在となった鮎川山荘の行く末は…!?

いよいよ最終章へと突入する第10話の見どころについて、近藤匡プロデューサーは、「心臓に疾患を抱えながらも、負傷者のため、そして婚約者を亡くした7年前のトラウマを乗り越えようと動く江森先生。当初は歩に苦言を呈することも多く、けっこう怖い先輩医師というイメージだったかもしれませんが、歩やMMTの言動を見ていく中で、彼らを認めて見守るスタンスからは、江森先生が本来持っている優しさも徐々に感じられていると思います。

そんな江森先生が、10話で自身の思いを歩に語りかけるシーンがあります。そのシーンの江森先生が最後に発する言葉は、演じられる大森南朋さんが監督にポロッと提案した一言。キャスト・スタッフみんなが『あ、それすごくいい!』となって現場でセリフが変わりました。それは、歩やMMTに心を開いたからこそ見せる、今まで見せたことのないちょっとチャーミングな江森先生の言葉。ぜひ、番組後半、土砂崩れの最後の方のシーンで発せられる江森先生のちょっとかわいい発言も楽しみにしていただけたらと思います」とコメント。

さらに「10話では、大規模な土砂災害が発生して、巻き込まれた登山者が行方不明に。しかし、いつものようにヘリコプターに乗って現場へ急行することがかないません。患者のことをまず第一に考え行動する歩、7年前に婚約者を亡くした山に特別な思いを抱く江森、自分の居場所と信念を母親に訴える典子、幼い頃から山と共に生きてきた玲、そして山岳医療の新たな扉を開こうとする周子。

さまざまな思いを抱える登場人物たちに共通するのは、もう山で命を失いたくないという強い思い。その思いが結集して大きなうねりを生み出します。第1話からこのドラマのキャッチフレーズとして使ってきた『そこに行けば救える命がある』という言葉を体現するかのように登場人物たちが命を救おうと動きます。きっと、これまでの話よりも一段と大きなドライブ感と緊迫感を感じてもらえると思います」と語った。

【作品概要】
【タイトル】『マウンテンドクター』
【放送枠】毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【出演】杉野遥亮 岡崎紗絵 宮澤エマ 向井康⼆ 近藤公園
トラウデン直美 ⼯藤美桜 吉⽥健悟・ ⼋嶋智⼈ 遠⼭俊也 平⼭祐介
⽯野真⼦ ⽯丸謙⼆郎 檀れい ⼤森南朋
【脚本】高橋悠也
【演出】国本雅広、高橋貴司、保坂昭一
【音楽】林ゆうき
【主題歌】Official髭男dism 「Sharon」
(IRORI Records/PONY CANYON INC.)
【プロデューサー】近藤匡(カンテレ)、大城哲也(ジニアス)
【制作協力】ジニアス
【制作著作】カンテレ

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