「きゃぁぁーッ！！」スーパーで【大型カートで遊ぶ男の子】にヒヤリ！「息子にも気を付けさせないと」

子連れでの買い物は一段と難易度がアップします。できれば身軽に一人で行きたいところですが、そうはいかないという方も多いですよね。今回は私の友人A子から聞いた、外資系大型スーパーで他人の子どもにヒヤッとした経験を紹介します。

外資系大型スーパーが大好き！

A子は会員制の外資系大型スーパーで買い物をするのが大好きで、ここ数年ほどずっとハマっています。毎月最終土曜日に行くのがルーティーンになっているのですが、毎回新たな発見や掘り出し物があり、その日をとても楽しみにしています。

しかし、先日A子がいつものようにその大型スーパーを訪れた際、ヒヤッとする場面に遭遇してしまったのです……。

大型カートに座っていた男の子が、、、

大型スーパーでは、食料品だけでなく日用品などほとんどの商品が大容量で売られています。そのため、商品を入れるためのカートも大型です。通路も広めの作りになっているのですが、慣れない人はほかの人のカートにぶつけてしまったり、扱いにくいと感じてしまったりすることも。その大型カートには、小さい子どもが2人座れる折り畳み式のシートが付いています。

A子の前方には、シート部分に座りスマホで動画を見ていた2歳くらいの男の子とその母親がいました。ほどなくして、よほどシートが嫌だったのか動画に飽きたのか母親に抱っこしてほしいようで、男の子は何度も何度もシートから立ち上がろうとしていました。

背もたれに座りだし、、、

「危ないな～」と思いながらその様子を見ていたA子。しかし、母親は男の子を絶対に抱っこしようとはしませんでした。確かに、男の子を抱っこしながらカートを押すのはとても大変だというのは分かるのですが……。

男の子はカートを押す母親の顔を見て泣きながら必死に抱っこをせがんでいたのですが、母親は頑なに拒否。数センチほどのシートの背もたれの上に座り、母親がちょっと男の子の体を支えている形に落ち着いたようでした。しかし、男の子はいまにもバランスを崩しそう。A子は男の子が大きくバランスを崩したときに、母親がすばやくちゃんと支えられるのかヒヤヒヤしていました。

商品を置くスペースに落下

A子の悪い予想が当たってしまいました。男の子は抱っこしてほしかったのか、また立ち上がろうとしてバランスを崩してしまい……。母親の腕をすり抜け、後頭部からか背中からかよく分かりませんが、カートの商品を置く部分に落っこちてしまったのです。

母親の口から思わず出た「キャー！」という声で、周りのお客さんたちも親子の方を振り向き……。皆、なにが起こったのか分かったようで心配そうに見ていました。男の子は大泣き。

大事には至らず、、、

一部始終を見ていたA子は、男の子が可哀そうでなりませんでした。すぐさま母親によって抱き上げられた男の子。どうやら大事には至らなかったようですが、男の子が泣き声がとても痛々しく……。同じくらいの息子を持つA子は、自分の息子を連れてくるときには、注意しようと思ったのでした。

私も話に出てきた大型スーパーを訪れたことがありますが、ワンオペ買い物にはハードルが高い場所だと思いました。2歳の子どもを買い物中ずっと抱っこひもは厳しいですし、ベビーカーを押していてはカートを押せません。小さい子どもは背が低く、ほかのお客さんのカートの死角に入ってしまうため、かなり危険です。しっかりとカートのシート部分に座っていられるかどうかの判断などをしてから行くなど、無理せず利用するのがよさそうですね。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。