【尤も】なんて読む？よく見てください「犬（イヌ）」ではありませんよ【読めそうで読めない漢字クイズ】

聞いたことはあるけれど、漢字にすると読めない…そんな言葉をご紹介する漢字クイズ、今回のお題は「尤も」。「いぬも」…？よく見てください、「犬」じゃありませんよ。

「犬」に似ているこの漢字。「尤」は「ゆう」と読み、『優れている』という意味の漢字です。日常生活であまり見かけませんね。

「尤も」の意味は『道理に叶っていること』『その通りだと思われること』。頭に「御」を付けた「御尤も」は特にビジネスで使われることが多く、相手を敬い、深い同意を示す非常に丁寧な表現です。

ただ、頻繁に使いすぎると、相手に重い印象を与えたり、自分の意見を持っていないと思われるなどのデメリットも。適切に使用することが大切です。

そんな「尤も」を使った例文はこちら。

「おっしゃる事は、御尤もでございます」

「もっとも」と言えば、「最も」じゃないの？と思われるかもしれません。語源が同じ「尤も」と「最も」ですが、意味が全く異なります。「最も」は『他に比べて一番まさっている』という意味ですので、使い分けを覚えておきましょう。

まとめ／meiko 参考／デジタル大辞泉（小学館）