片寄涼太、初のソロシングルで魅せる新たな一面──30歳の節目に挑む新境地

ELLEgirlが注目する、次世代スターの魅力に迫る連載「今月の推し」。vol.33は、俳優としても活動しているGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバー、片寄涼太さんが登場！ ファッションや趣味の話をはじめ、ソロ活動として初めてリリースしたシングル『tenkiame / 今夜はブギー・バック feat. eill / prod. Shin Sakiura』について語ってもらいました。

INTERVIEW WITH RYOTA KATAYOSE

″最近は長く愛用できるものを選ぶようになってきました”

Q.普段はどんなファッションが好き？

最近はTPOに合わせることと、楽という2軸で服を選んでいて、年々シンプルになってきていると思います。ライフスタイルの変化もあると思うのですが、デザイン性よりも、着心地の良さや汚れにくい素材などに着目するようになってきました。 最近はスタイリストさんがよくデニムアイテムを持ってきてくださることが多いので、秋になったらデニムオンデニムのスタイルに挑戦したいです。

Q.最近購入したファッションアイテムは？

カシミヤのTシャツを買いました！ 通気性も高いですし、とにかく着心地が良いので集めてしまいそうです。品質が良いので10年くらいは着られそう。最近は長く愛用できるアイテムを選ぶことが多くて、意外と重要なポイントだなと実感しています。

Q.ほかに最近買って良かったアイテムは？

大阪の薬局で教えてもらった「能活精」という漢方です（笑） 寝る前に頭が冴えてしまって眠れないことが多かったのですが、これを飲んでから寝るとすごく深く眠れるんです。大事な日の前や、よく眠りたいときに飲むようになりました。ツアー中にも良さそうです。最近のベストバイアイテムですね。

“グループ活動とのギャップを楽しんでもらえたら”

Q.ソロ活動として、初のCDシングル『tenkiame / 今夜はブギー・バック feat. eill / prod. Shin Sakiura』を発表することになった理由は？

これまでのソロ活動は音源配信のみだったのですが、30歳を迎えるという節目のタイミングで、これまで応援してきてくださったファンの方に向けて、形があって手に取ってもらえるものをお届けしたいという気持ちがありました。なので今回、ご縁やタイミングもあってリリースできることになってとても嬉しい気持ちです。

Q.アーティスト eillさん提供によるリード曲『tenkiame』の楽曲を聞いた時の感想は？

最初にデモを聞いたときは、ボーカルアレンジやコーラスアレンジがなかったので正直なところ未知で、「一体どういう風に完成するんだろう」とドキドキでした。結果的にすごく素敵に仕上がっていて、「良い意味で化けたな」と感じました。

eillさんとは、以前プライベートで音楽イベントに行ったときに初めてお会いしました。ご本人の楽曲もよく聞いていたので、今回ご一緒できることになってすごく嬉しかったです。 女性ならではの視点もあって、楽曲の幅をすごく広げてくれたなと感じています。

Q.レコーディングで印象に残っているエピソードは？

レコーディングの際、eillさんがコーラス部分にも参加してくださったのですが、その場 でトライ＆エラーを繰り返してくださったのが印象的です。楽曲作りの面でもすごく勉強になりました。

Q.リード曲『tenkiame』の聞きどころは？

当初から憂いを持ったポップスを作りたかったので、すごくイメージ通りに完成しました。女性目線で書いてくださった歌詞も、自分ではなかなか思いつかない世界観になっています。日常で発生してしまった悲しみやつらさを、ポジティブに洗い流してくれるような楽曲になっているので、そういったところを皆さんにも受け取ってほしいです。

Q.もう1曲、『今夜はブギー・バック』をカバーしようと思った理由は？

元々大好きな曲でした。今回初のソロシングルを制作するにあたって色々とリサーチをしていたときに、『今夜はブギー・バック』がふと思い浮かんだんです。調べたら自分が生まれた1994年に作られた曲だったので、「30歳を迎えるタイミングで30年前の曲をカバーしたら面白いかな」と思ってスタートしました。

Q.アレンジャーとしてShin Sakiuraさんが参加されていますが、印象に残っているエピソードなどは？

Sakiuraくんはプライベートでもすごく仲良くさせていただいていて、同じく1994年生まれなんです。“令和版 今夜はブギー・バック”をイメージして、アーバンでチルなサウンドで作りたかったので、ぜひ彼にお願いしたいと思ってカフェに呼び出しました（笑） そしたらすぐに快諾してくださって。実際に上がってきたトラックを聞いたら想像以上に素敵でカッコいいものを作っていただいたので感激しました。本当にさすがだな、と思います。

PVではSakiuraくんにもカメオで出演していただきました。新宿の屋上で撮影したのですが、Sakiuraくんは高所恐怖症らしくてとても可哀想だったんです（笑）それも思い出ですね。

Q.このほか、シングル『tenkiame / 今夜はブギー・バック feat. eill / prod. Shin Sakiura』でファンの方に注目してほしいポイントは？

今まで配信でしかお届けできていなかったソロの楽曲があったからこそ、今回のパッケージが完成した気もしているので、これまで配信してきた楽曲も改めてファンの方に聞いてほしいです。ソロとしての片寄涼太と、GENERATIONS from EXILE TRIBEとしての片寄涼太とのギャップを楽しんでもらえたら嬉しいです。

Q,ソロ活動において、なにか今後の目標は？

今回のソロシングルで、ファンの方の手元に届けるという一つの目標は達成できたと考えていて。今後もソロ活動での作品を増やしていって、ゆくゆくはアルバムを制作できたらと思っています。

Q.最後に、片寄さんが今年中に挑戦したいことは？

実は今、WESTというワインの資格の勉強をしているんです。ソムリエ試験とはまた違ったイギリスの国際資格で、ワインの味や香りを言語化できるようになりたくて勉強し始めました。すでにレベル1の試験は突破したので、今はレベル2の試験に向けて勉強中。今年中に何とか取得したいですね。30代を迎えるにあたって、もう少し勉強をしたいと思っていて、まずは好きなものから試してみてます。

『tenkiame / 今夜はブギー・バック feat. eill / prod. Shin Sakiura』

2018年にソロとして『PSYCHIC MAGIC』をリリースして以降、様々なプロジェクトやタイアップに付随した楽曲をリリースしてきた片寄涼太が初のCDシングルをリリース！ GENERATIONSのボーカリストとして、ドーム公演を成功させ、グループとしても10周年という一つの節目を迎えたことでソロ活動を本格化！ 記念すべき初シングルをぜひチェックして！ 片寄涼太（かたよせりょうた）／2012年11月、GENERATIONS from EXILE TRIBE ボーカルとしてメジャーデビュー。2014年、ドラマ「GTO」にて俳優活動を開始。主な出演作にはドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」（’19）、「病室で念仏を唱えないでください」（’20）、「波よ聞いてくれ」（’23）、「推しが上司になりまして」（’23）、映画では「兄に愛されすぎて困ってます」（’17）、アニメーション映画「きみと、波にのれたら」（’19）、「午前0時、キスしに来てよ」（’19）など。2019年には米Varietyとマカオ国際映画祭が選ぶ“アジアの次世代スター8人”にも選ばれ、2021年から日本人で初めて「ジバンシィ」のアンバサダーを務めるなど、海外での活動も。2020年1月には、ソロ名義として初の楽曲『Possible』を配信リリースし、現在までに3曲リリース。2024年8月にソロ名義として初のシングル『tenkiame / 今夜はブギー・バック』をリリース。

問い合わせ先

バーバリー・ジャパン 0066-33-812819

photo: RISAKO SUEYOSHI