親戚の結婚式で「記念に座っちゃおっと♪」新婦のいない隙に高砂に座ったトンデモ従妹 → 残念な末路に

今回は筆者の体験談を紹介します。
親戚女性の結婚式に参加すると、そこで年下の従妹Mが思いがけぬ行動に出ます。
いくらおめでたい席とはいえ、見過ごせない行動を注意する筆者でしたが、Mは聞く耳持たず......。
その先には、思いがけぬ展開が待ち受けているのでした。

花嫁のいない間に

去年、私は親戚の結婚式に招待され、家族総出で式に参加しました。
幸せいっぱいな新郎新婦を前に、私達も喜びで胸がいっぱいになったのを、今でもよく覚えています。

そして滞りなく式が進行し、新郎新婦がお色直しの為に中座で席を外しました。
すると、空いた席にあろうことか、20歳の従妹が座り始めるではありませんか！

例え新郎新婦が席を外していたとしても、そこは新郎新婦の為の席です。
私はMに「そこには座っちゃダメだよ！」と声を掛けましたが、Mは聞く耳を持ちません。
「固いこと言わないでよ！せっかくの結婚式なんだから、良い写真を沢山撮らなきゃ！」
そう言ってMは、スマホで自分の写真をパシャパシャ撮り始めました。

Mの両親がその場にいなかったこともあり、結局、Mが行動を改めることはありません。
事実、式場の参加者達もMの行動を冷ややかな目で見つめていました。

後日、Mは結婚式で撮影した写真を自身のSNSにアップしました。
例の高砂に座った写真を載せると、案の定、周囲から非難のコメントが飛んできます。
「そこは新郎新婦の席なんだから、座っちゃダメでしょ！」
「これは非常識だわ～」

まさか、そのような批判を受けるとは思っていなかったようで、Mは真っ赤になりながら、自身の投稿を削除しました。
身内の言葉を煙たく感じることもあるかもしれませんが、やはり素直に受け止めた方が自分自身の為になることでしょう。

【体験者：30代・筆者、回答時期：2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター（@akasinokata321）」として発信を行う。