ジバンシィのクリエイティブ・ディレクターにサラ・バートンが就任！

ジバンシィ（GIVENCHY）が、サラ・バートンをクリエイティブ・ディレクターに任命。ウィメンズおよびメンズの全コレクションのクリエイティブ・ディレクションを担当するという。

バートンは1996年、セントラル セント マーチンズ在学中にインターンとしてアレキサンダー・マックイーンに入社。2000年にウィメンズウェアのデザイン責任者に任命され、創始者のリー・マックイーンと密接に仕事を共にした。彼の死後、2010年にクリエイティブ・ディレクターに就任した彼女は、マックイーンのヘリテージを独自の卓越したテーラリングで継承し、オートクチュールの美学を落とし込んだプレタポルテコレクションを展開したことで高評価を獲得。2011年にはキャサリン皇太子妃のウエディングドレスをデザインし、ブリティッシュ・ファッション・アワードのデザイナー・オブ・ザ・イヤーなど、数々の賞を受賞。2012年にはイギリスのファッション業界への貢献が認められ、大英帝国勲章（OBE）を授与された。2023年10月にパリで開催された2024年春夏コレクションショーを最後に、アレキサンダー・マックイーンを去っている。

バートンは今回の就任に際して、次のようにコメント。「ジバンシィという宝石のように美しいメゾンに加わることができ、非常に光栄に思います。このアイコニックなメゾンの物語に次のチャプターを刻むことができること、そして私自身のビジョン、感性、信念をジバンシィにもたらすことができることに、とても興奮しています」

ジバンシィでは、2023年12月に発表されたメンズとウィメンズの2024年プレフォール・コレクションを最後にマシュー・M・ウィリアムズがクリエイティブ・ディレクターを退任。その後は、メゾンのスタジオチームが暫定的に指揮を取っていた。

サラ・バートンのデビューコレクションは、2025年3月に発表される予定だ。

Photo: Courtesy of Givenchy