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【言葉で遊ぶ絵本9選】言葉やひらがなを楽しく覚えよう! | HugMug

  • 2024.9.9
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早口言葉、だじゃれ、オノマトペ、しりとり……など、日本ならではの言葉を知ることができる、言葉遊びがテーマの絵本をご紹介。ピックアップしてくれたのは、モデルで絵本ソムリエのアンヌさん。楽しく読むだけで、未就学児の言葉の幅をぐっと広げてくれる一石二鳥の一冊を、ぜひ手に取ってみてください♡

言葉で遊ぶ絵本 01ママやパパも知っている早口言葉が登場!『はやくちこぶた』

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『はやくちこぶた』著:早川純子(瑞雲舎)対象年齢:3歳くらいから「誰もが知っている『さんびきのこぶた』をベースに、早口言葉で構成されているお話。「なまむぎなまごめなまたまご」や、「あおまきがみあかまきがみきまきがみ」などがページをめくるごとに登場し、子ブタたちがオオカミに追いかけ回されるドタバタ劇が軽快に繰り広げられます。早口言葉なだけにあっという間に読み終えても、リピートしたくなる楽しさ。声に出して読めば滑舌もよくなり、音読力もアップ! ダイナミックな絵も親しみやすくて可愛い一冊です」

言葉で遊ぶ絵本 02一度にふたつ学べる!『十二支のことわざえほん』

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『十二支のことわざえほん』作・絵:高畠純(教育画劇)対象年齢:3歳くらいから「十二支の動物を順番に登場させて、その動物にまつわることわざが見開き一面にふたつ。説明もわかりやすく、簡潔です。なによりもことわざが持つ可笑しみが、ユーモアたっぷりの絵で表現されているところが魅力の作品です。『十二支のことばあそびえほん』シリーズの第一弾で、ぜひ楽しんで! 」

言葉で遊ぶ絵本 03逆さに読んでもOK!?『サカサかぞくの だんなしぶいぶしなんだ』

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『サカサかぞくの だんなしぶいぶしなんだ』作:宮西達也(ほるぷ出版)対象年齢:4歳くらいから「上から読んでも下から読んでも、同じ文になる回文絵本シリーズの第3作。今回は、サカサ家族のお父さんは『渋い武士』です。ところが夜更けに怪しい忍者が忍び込み、連れ去られてしまいます。崖に先を阻まれたり、台風に見舞われたりと珍道中。そして真剣勝負の戦いに……。物語はオノマトペも含め、すべて回文で綴られています。少し難しい文もゆっくり読めば大丈夫。親子で声に出してみると笑いが止まらなくなりそうです」

言葉で遊ぶ絵本 04はじめてのしりとりに『ぶたたぬききつねねこ』

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『ぶたたぬききつねねこ』作:馬場のぼる(こぐま社)対象年齢:3歳くらいから「朝日が昇り、窓の隣のドアからアホウドリが出てきます。リンゴにコツンとぶつかると、なかからゴリラが登場! そのゴリラがラッパを吹くと、おやまあ、パイナップルが飛び出し……。意表を突く展開のオンパレードが、しりとりで繋がっていきます。小さい子がしりとりのルールを理解するのにぴったり。さりげなくユニークな絵にもほっこりする一冊です」

言葉で遊ぶ絵本 05小さな子でもわかるやさしい絵と文『ことばのえほん ぴよぴよ』

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『ことばのえほん ぴよぴよ』作:谷川俊太郎 絵:堀内誠一(くもん出版)対象年齢:0歳くらいから「卵が割れて、小さなヒヨコが出てきました。『ぴよぴよ』。するとオンドリと出会い『こけこっこう』。ヤギの横を通り、ウシを見つめて、『めええ』と『もーう』を聞きます。見上げればヘリコプターの音。イヌが吠える声に驚き、さあ大変! ヒヨコの大冒険をオノマトペだけで綴っている、大変可愛い絵本です。配色もはっきりしていて、赤ちゃんにぴったり。豊かな日本語が生きる、色褪せない傑作の復刻版です」

言葉で遊ぶ絵本 06言葉のリズムや音を楽しんで『トッペのオノマトペ~花と音のふしぎな世界 Toppe-wonder flower and onomatopoeia〜』

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『トッペのオノマトペ~花と音のふしぎな世界〜』著:いわさ じゅんこ(ポエムピース)対象年齢:0歳くらいから「本作品は、ウサギのトッペが『ぐうぐう、すやすや、ぽかぽか』春の日差しのなかで寝ています。どんな夢をみているのでしょう。なんとそこにはたくさんの音が! 花や動物たちのおしゃべりや、自然の様子、それに気持ちの表現など。オノマトペとは、こうした擬音語や擬態語のこと。日本語では頻繁に使いますが、ほかの言語ではどう表現するのでしょう。扉のQRコードからサイトにアクセスすると、9ヶ国語ものオノマトペ音声が聞ける仕組み。コラージュ技法で、視覚からも豊かな感覚を得られる体感型絵本です」

言葉で遊ぶ絵本 07可愛い絵にもご注目を『これはすいへいせん』

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『これはすいへいせん』文:谷川俊太郎 絵:tupera tupera(金の星社)対象年齢:3歳くらいから「『これはすいへいせん』から始まり、ページをめくると『これはすいへいせんのむこうからながれてきたいえ』というふうに、文のあとにまた別の文がくっつく『つみあげうた』。読み進めるごとに文はどんどん長くなっていき、見える世界も広がるユニークな展開。インデックスつきの仕掛けも、遊び心いっぱいです。文が長くなってくると、読み手の頑張りどころです。ぜひ子どもたちを言葉のおもしろさに引き込んで! 飽きることない楽しい作品です」

言葉で遊ぶ絵本 08言葉をつなげてみよう『こんにちワニ』

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『こんにちワニ』文:中川ひろたか 絵:村上康成(PHP研究所)対象年齢:3・4歳くらいから「ワニが登場して、『こんにち、わに』。食事を目の前に、『いただき、マスク』。『いないいない、ばあちゃん』。ひとつの言葉の最後をほんの少し変えるだけで、たちまち愉快に。言葉を自由に変身させて遊ぶおもしろさが伝わってきます。子育て中、ちょっとイライラしてきたら、こんなふうに語尾を変えてみると、場が和むかも。シンプルでありながら、人気絵本作家ふたりのコラボが光る作品です。小さい子が言葉っておもしろいと感じること間違いなし」

言葉で遊ぶ絵本 09子どもに大ウケ!『だじゃれ日本一周』

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『だじゃれ日本一周』作:長谷川 義史(理論社)対象年齢:幼児くらいから「『きれいなはながさいたまけん』『バラのはなにはいばらきけん』、というように、各都道府県の名称が、親父ギャグ並のお茶目なだじゃれになって炸裂します。長谷川義史さんのダイナミックな絵にも元気をもらう一冊。4年生で都道府県を習う前に、絵本で日本地図のイメージを持っていると学習もスムーズに。同じ作者による『だじゃれ世界一周』もおすすめです」PROFILE

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アンヌさんモデル・絵本ソムリエ・JPIC読書アドバイザー。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。

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