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客「このゴミよろしく」パン屋で【食べかす】を突き出す迷惑客 → その後、小さなヒーローが登場!

  • 2024.9.9

マナーが悪い人に出会った時、どう感じますか? 筆者は、「えっ! なんで?」と、驚きの方が大きいです。最近も、職場の近くにあるパン屋さんである出来事があったのですが……。その展開があまりにも予想外だったので、ご紹介します。

画像: 客「このゴミよろしく」パン屋で【食べかす】を突き出す迷惑客 → その後、小さなヒーローが登場!?

パン屋の向かい側で、立ったままパンを食べる父娘

そのパン屋は、高齢のご夫婦とアルバイトの女性店員の3人で切り盛りしている小さなお店です。

お店に入る時、私と入れ違いで中学生ぐらいの娘2人と父親が店から出てきました。

そしてその親子は、反対側にあるビルの日陰で立ったままパンを食べ始めました。

「これゴミ」父親が店員に、ビニール袋を突き出す

私が『なんか行儀の悪い親子だなぁ』と思って見ていると、小学校低学年ぐらいの男の子と3歳ぐらいの弟を連れたおばあさんが入店しました。

狭い店内で、お互いに譲り合いながら商品を選び、私がレジでお会計をしている時です。

背後から「これゴミ」と男性の声が聞こえました。

振り向くと、先ほど店から出て行った親子の父親が、白いビニール袋を店員さんに向け突き出していました。

非常識な大人を黙らせた、男の子の勇気ある言動とは?

サンドイッチが入っていたプラスチックの容器など、食べ終わった後のゴミを処分しろということなのでしょう。

よく見ると、袋の中にはコンビニのおにぎりの包み紙や缶コーヒーなど、パン屋以外で購入した商品のゴミも入っていました。

私は『こんな非常識な人いるの!?』とびっくりしたのですが、店員さんは慣れているのか嫌な顔もせず黙ってゴミを受け取ろうとしました。

すると次の瞬間、小学生の男の子が「ここパン買うところで、ゴミ捨てるところじゃないよ」と大きな声で言ってくれたのです。

おばあさんと男の子のコンビプレーで父親を成敗

父親は男の子の方を見つめたまま10秒ほど固まりました。

するとおばあさんが「お宅のお嬢さんたちも見てるでしょ」と、店の外を指差したんです。

私は『このおばあさんとお孫くんすごい』と感動していたのですが、その後男の子は父親を諭すような声で「恥ずかしいよ」と一言。

この時男の子がヒーローに見えて、本当に眩しかったです!

すると父親も悪気はなかったのかもしれませんが、我に返ったように「そうですよね。すみません」と頭を下げ、ゴミを持ち帰りました。

子どもながらに、正しいことをはっきり主張する勇気が本当に素晴らしく、私も見習いたいなと感じた出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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