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親戚の集まりで【男は上座、女は下座】の席順に疑問!「もうそんなこと気にしなくてもいいのでは?」

  • 2024.9.9

家庭によって親戚付き合いの在り方はさまざま。なかには、古くからの伝統を守り、古風なしきたりのある家庭も存在するのではないでしょうか? 今回は、親戚付き合いが濃厚な筆者が体験した『親戚の集まり』でのエピソードを紹介します。

画像: 親戚の集まりで【男は上座、女は下座】の席順に疑問!「もうそんなこと気にしなくてもいいのでは?」

我が家のしきたり

私の家庭では幼いころから、お正月とお盆には祖母の家に集まるのが定番です。それぞれがお墓参りを済ませてから、祖母の家へと集まり、仏壇に手を合わせたあとは宴会。

物心ついたころからずっと行われている行事なので、とくに違和感を抱くこともなく育ってきました。

お正月とお盆の集まりには、祖母の世代・母の世代・私や従兄弟といった孫の世代・孫の子ども世代の4世代が集まり、割と多くの人数が参加します。

いつも当然のように準備された席に着席していて、そこになにも感じていなかったのですが……。

結婚

27歳になり、私自身も結婚という大きなイベントを迎えました。

その年のお正月、結婚したため初めて旦那を親戚の集まりに連れて行くことに。祖母の家に到着すると、いつものように宴会の準備がしてあり着席することになりました。

すると叔母が旦那のもとへ駆け寄り「○○さん(旦那の名前)はこちらの席にどうぞ。」と案内。その席順は上座から男性が年齢順に座り、女性は離れた位置に座るというもの。

違和感

いざ自分の旦那を連れて行くということになるまで、なんの違和感もなく親戚の集まりに参加し、決まった席に着席していましたが、このとき私は初めて「席順なんて楽しければもうなんでもいいのでは?」と感じました。

旦那は初対面の人が多いうえに、ほかの人はすでに関係性の構築されている、嫁の親戚の集まりに参加しています。

緊張しきっている旦那を、一人で知らない人だらけの男性陣のなかに、放り込んでしまうことに申し訳なさを感じました。

まとめ

結果的に、旦那は持ち前のコミュニケーション能力を発揮し、私の親戚とも打ち解け、気を遣いながらも楽しそうに親戚の集まりに参加してくれています。

しかし、やはり当初は精神的にきつかったと話しています。たしかに目上の人を敬うことや立場を認識することは重要なのかもしれません。

けれど、生き方も生活スタイルも多様化している現代、親戚の集まりでは席順よりも楽しめるかどうかを重視してもいいのではないか? と感じた出来事でした。

【体験者:30代・フリーランス女性、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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