1. トップ
  2. メイク
  3. 「この顔を見るのは辛い」特性がある子の授業参観で、母親がつらいと思うこと

「この顔を見るのは辛い」特性がある子の授業参観で、母親がつらいと思うこと

  • 2024.9.9

このお話は緊張症と場面緘黙があり、人前では固まってしまう太郎くんが4年生の時の授業参観でのエピソードを描いたものです。二分の一成人式が行なわれ「20歳の自分」というテーマでクラスメートや父母の前でみんなと同じように発表をすることになった太郎くん。固まることは覚悟していたまゆん(@mayun4311)さんでしたが、いざ太郎くんのこわばった顔を見るのは想像していた以上につらいものがありました。『二分の一成人式でぶあああってなった話』どうぞご覧ください。

©︎mayun4311
©︎mayun4311
©︎mayun4311

授業参観での息子は発表前からガチガチだった

授業参観で二分の一成人を行い「20歳の自分」というテーマでそれぞれが書いた作文を発表することに。しかし、太郎くんには場面緘黙があり、発表は容易なことではありませんでした。まだ順番ではないのにも関わらず緊張している様子の太郎くんを見て思わず心配になったまゆんさん。事前に先生から「練習でクラスメイトの前ではできた」という話を聞いていたものの、固まるのは毎年のことと覚悟はしていました。

先生も太郎くんの特性について理解し、事前に練習をしたうえで授業参観へ臨ませようとするなど太郎くんのことを考えて対応してくれるのはうれしいことですよね。

固まった時の息子の顔を見るのはつらい

©︎mayun4311
©︎mayun4311
©︎mayun4311

昨年の授業でも固まり、沈黙してしまった太郎くんをみていたまゆんさん。緊張した時には別人のような顔つきになる太郎くんを見るのはまゆんさんにとってもつらいものがあるそう。普段の姿とは違う、緊張しストレスがかかっているとわかる姿を見るのは心が締め付けられるような気持ちになるでしょうね…。

この授業参観でも太郎くんのあの顔を見ることになるのだろう…と思ったまゆんさん。いよいよ次は太郎くんの番ですが、発表することはできるのでしょうか…。

「頑張らなくていい」思わず心の中で息子に言った

©︎mayun4311
©︎mayun4311
©︎mayun4311

案の定、沈黙し別人のような顔つきになってしまった太郎くん。わかっていても、やはりその表情を見るのはまゆんさんにとってつらかったようです。思わず「頑張らなくていい」と心の中でつぶやいたまゆんさんでしたが、次の瞬間クラスメートたちが席を立って太郎くんに駆け寄ります。突然のことに何が起きたのか理解できない様子のまゆんさんの表情が印象的ですね。

クラスメートの前だけでも緊張すると思いますが、さらに父母もいるとなると太郎くんには相当な緊張とストレスがあったはず。前に立つということだけでも勇気が必要でしょうし、よく頑張っていますよね。そんな太郎くんを元気づけるためにそばにきてくれたクラスメート。その姿を見るだけで、目頭が熱くなったまゆんさんの思いが伝わってくるようなエピソードでした。

著者:ママリ編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる