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<マウンテンドクター>大森南朋“江森”、山で亡くなった婚約者の所持品を現場映像から発見し山へ向かう

  • 2024.9.9
「マウンテンドクター」第10話より (C)カンテレ
「マウンテンドクター」第10話より (C)カンテレ

【写真】山で連絡を取る歩(杉野遥亮)

杉野遥亮が主演を務めるドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が、9月9日(月)に放送される。放送に先駆けて近藤匡プロデューサーからコメントが到着した。

山岳医療の現場を描く作品

本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・宮本歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。

第10話は、いよいよ最終章へと突入。歩の二次遭難の一件で窮地に立たされたMMTは、このまま解散を余儀なくされるのか。それにより、典子(岡崎紗絵)は母・聖子(池津祥子)の思惑通りに麻酔科医としての未来を閉ざされてしまうのか。さらに、主が不在となった鮎川山荘の行く末は…。

「マウンテンドクター」第10話より (C)カンテレ
「マウンテンドクター」第10話より (C)カンテレ

近藤匡プロデューサーコメント…注目ポイントは「江森先生のちょっとかわいい発言」

心臓に疾患を抱えながらも、負傷者のため、そして婚約者を亡くした7年前のトラウマを乗り越えようと動く江森先生(大森南朋)。当初は歩に苦言を呈することも多く、けっこう怖い先輩医師というイメージだったかもしれませんが、歩やMMTの言動を見ていく中で、彼らを認めて見守るスタンスからは、江森先生が本来持っている優しさも徐々に感じられていると思います。そんな江森先生が、第10話で自身の思いを歩に語り掛けるシーンがあります。そのシーンの江森先生が最後に発する言葉は、演じられる大森南朋さんが監督にポロッと提案した一言。キャスト・スタッフみんなが「あ、それすごくいい!」となって現場でセリフが変わりました。それは、歩やMMTに心を開いたからこそ見せる、今まで見せたことのないちょっとチャーミングな江森先生の言葉。ぜひ、番組後半、土砂崩れの最後の方のシーンで発せられる江森先生のちょっとかわいい発言も楽しみにしていただけたらと思います。

第10話では、大規模な土砂災害が発生して、巻き込まれた登山者が行方不明に。しかし、いつものようにヘリコプターに乗って現場へ急行することがかないません。患者のことをまず第一に考え行動する歩、7年前に婚約者を亡くした山に特別な思いを抱く江森、自分の居場所と信念を母親に訴える典子、幼い頃から山と共に生きてきた玲、そして山岳医療の新たな扉を開こうとする周子。さまざまな思いを抱える登場人物たちに共通するのは、もう山で命を失いたくないという強い思い。その思いが結集して大きなうねりを生み出します。第1話からこのドラマのキャッチフレーズとして使ってきた「そこに行けば救える命がある」という言葉を体現するかのように登場人物たちが命を救おうと動きます。きっと、これまでの話よりも一段と大きなドライブ感と緊迫感を感じてもらえると思います。

「マウンテンドクター」第10話より (C)カンテレ
「マウンテンドクター」第10話より (C)カンテレ

「マウンテンドクター」第10話あらすじ

第10話は――

人知れず心臓に疾患を抱えていた江森が倒れた。週刊誌の一件といい、立て続けに飛び込んできた悪いニュースに、重たい空気が漂うMMT。特に歩はその責任の一端を感じるが、小宮山(八嶋智人)は「江森先生の分も自分たちが頑張るしかない」と、メンバーを鼓舞する。

そのさなか、鮎川山荘の近くで大規模な土砂災害が発生し、4人の登山者が行方不明に。入院先の病院でニュースを見ていた江森は、現場を映し出した映像の中に、見覚えのある古いリュックとカラビナを見つけ、ハッとする。それは、山で亡くなった婚約者・美鈴(中越典子)の所持品だった―。歩たちが災害現場への医師同行の要請を待ちつつ、今後運ばれてくる負傷者の受け入れ準備を進める一方、居ても立ってもいられず病院を抜け出した江森は、周子(檀れい)へ連絡をし、自分が災害現場に向かえば救える命があると伝え、周子の制止も聞かず、心臓に爆弾を抱えたまま山を登り始める。現場では、救助隊によって行方不明者が発見され、到着した江森もすぐさま負傷者の処置にあたる。

その頃、周子は純家(松尾諭)に呼び出され、県庁にいた。歩の二次遭難を重く見た県は、正式にMMTの活動自粛を通達。聞けば、航空隊からも山岳救助は自分たちに任せてほしいとの陳情があったという。山岳医療の未来を切り開くためのプロジェクトが頓挫し、落ち込む周子だったが、そこへ災害現場にいる江森から再び電話が。一刻を争う状況にもかかわらず災害現場で医師が足りないと助けを求められた周子は、意を決し、知事室へと向かう。やがて、周子の説得もあり山へ向かうことを許可された歩と玲(宮澤エマ)は、救助隊のヘリで災害現場へ。病院では小宮山や典子たちが受け入れ態勢を整え、負傷者の到着を待つが…。

――という物語が描かれる。

予告動画に反響

公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、江森が倒れるシーンからスタート。心臓に疾患を抱える江森に、医師は「健康でなくては患者は救えない」と言うが、江森は土砂災害の現場へ行くために山に登ることに。

一方、MMTは活動自粛を言い渡されるが、小宮山は「MMTがこのまま解散だなんてあっていいわけがない」、歩は「このまま終わりにはしたくありません」と活動継続を希望。周子の説得で許可がおりて山に向かうMMTの姿が映し出され、歩は「もう山で誰かを失う思いはしたくないんです」と思いを明かす。

視聴者からは「今度は江森先生が制止を振り切って山に行くのか」「江森先生どうなるの?」「歩先生の気持ちも痛いほど伝わってくる」「みんなに最善がなされますように」などの声が寄せられている。

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