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「え…なんで和柄?」義両親からのプレゼント。趣味が合わず困っていると…夫が取った行動とは?

  • 2024.9.9

夫の両親はとてもやさしい人です。巷で耳にする「嫁イビリ」なんてことは一度もされたことがありません。いつも私のことを気づかってくれ、適度な距離感を保って接してくれるので、とても付き合いやすい義両親だと思っています。結婚して1年くらい経ったころ、そんな義両親からあるプレゼントをいただいたときのお話です。

初めてのプレゼントに驚きと歓喜

夫と結婚して1年くらい経ったころ、私の誕生日でも何かのお祝いでもない日に、義両親から突然プレゼントをもらいました。

義両親はとてもやさしい人ですが、当時の私は年に数回しか会わない義両親と、まだ完全に打ち解けることができていませんでした。義両親と会うときは緊張してしまって本来の自分を出せず、「嫌われないようにしなくては」と、そればかり気にしていました。

そんななか、あまりにも突然義両親からプレゼントをもらったので、驚き半分喜び半分という感じでした。

こ、このプレゼントはちょっと…

「なんだろう?」とうれしさを感じながらプレゼントの包装を開けた私は、中身を見て凍りついてしまいました。

プレゼントはエプロンが2枚とランチョンマットが4枚。エプロンとランチョンマットの柄は同じだったのですが……正直に言うと、私が最も苦手な和柄でした。

「和柄をもらっても、わが家のインテリアには合わないよなぁ……。でも義両親からのプレゼントだし夫も中身を確認してるからやっぱり使わないと失礼になるよなぁ……」と悩んだ結果、洗濯をしていつでも使える状態にしておくことにしました。

夫の言葉にひと安心

洗濯が終わって部屋干しをしていたときです。夫が「その柄嫌いだよね。僕も好きじゃないから無理して使わなくていいよ。部屋の雰囲気にも合わないし」と言ってくれました。

「使いたくないけど義両親からのプレゼントだし、夫も見てるから使わないと……」と思っていた私は、夫の言葉にひと安心。使わないのなら処分したいとも思いましたが、さすがに捨てるのは失礼だと思い、乾いたエプロンとランチョンマットはアイロンをかけて、引き出しの奥底で眠ってもらうことにしました。

それから時が経ち、私たち夫婦は結婚10年目を迎えたとき、引っ越しをすることになりました。処分する物と引っ越し先に持って行く物を分別しているとき、引き出しの奥底を見ると、長い間眠っていたエプロンとランチョンマットが。

このエプロンとランチョンマットをどうするか非常に悩みましたが、10年近く経っても一度も使う機会がなかったことから、処分する物を入れるダンボールの中に入れて、お別れをしました。「まったく使ってないけど今までありがとう」と、義両親への感謝を心の中でつぶやきながら。

著者:吉野詠美/40代女性・情報系専門学校を卒業後、技術系事務、経理、ショールーム受付、小売業(ドラッグストア)、BAなどの仕事を経験。趣味は、コスメ・メイク・スキンケアなど美容に関することへの探求、読書(ミステリー多め)、アニメや海外ドラマ鑑賞、投資(メインは外国為替取引)など。
作画:ちゃこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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