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喜ばれること間違いなし!自分用にも買いたいオシャレな【海外土産】リスト

  • 2024.9.8

コバルトブルーの海と熱帯雨林に恵まれたマレーシア・ボルネオ島。旅の玄関口となるのはサバ州の中心都市であるコタキナバルです。およそ58万人が暮らす街にはモスクや水上家屋といった多民族国家らしい建物も点在。活気溢れるエリアでクリエイターの雑貨を扱う2ショップを訪れました。大切なあの人へのお土産はもちろん、自分用にもいかが。

ショップも充実するコタキナバル国際空港

海外15都市からの航空便が発着し、1日を通してツーリストで賑わいます。そんな空港内には免税店をはじめ、サバ州の伝統品やオランウータンやテングザルなどのぬいぐるみを揃えるストアが軒を連ねています。

8月3日からは成田発の直行便が月曜と木曜に運行!日本からのフライトはおよそ6時間半に短縮され、ぐっと身近な存在になります。

南シナ海を行き交う船も一望できる

街の中心部は海に面し、ホテルや大型のショッピングモール「KKプラザ」「センター ポイント サバ」が密集しています。

また、ナイト・マーケットも開かれており、観光客だけでなく地元の人もたくさん訪れています。ウォーターフロントのロータリーにはカジキマグロのオブジェが!コタキナバルはシーフードがおいしい都市としても名を馳せているのです。

ナイト・マーケット近くにはフォトスポットも!

コタキナバルという名前は近くにそびえるキナバル山にちなんだものです。現地では英字表記のKota Kinabaluの頭文字を取って「KK」とも呼びます。

海岸沿いには愛称を象った「I♡KK」のランドマークサインもあります。旅の記念にもおさえておきたくなりますね。

スーパーではドラゴンフルーツがずらり

街中のスーパーマーケットにはドラゴンフルーツやスイカといったトロピカルな果物が並びます。

他のコーナーに目をやるとスパイスの詰め合わせ、レンズ豆のスナック、マンゴー味のグミなど日本ではあまり見かけない品々が陳列されており、店内を歩くだけでも異国気分に浸れます。

ボルネオならではのクラフトワークを探しに

ガヤストリートから2本奥に入った小さな通りには、バーやメキシコ料理店などが立ち並び、ボルネオ島とはまた違った外国の雰囲気を味わえます。そのストリートに注目ショップの1軒目がありました。

地元のアーティストの雑貨を中心に扱う「ザ・アート・アティック」

アートを愛するオーナーが、ボルネオ島に根付くクリエイターにスポットを当てる場所を作ろうと、2022年にオープンしたセレクトショップです。2フロアで構成する店内の1階にはナマコ石鹸や精油などが豊富に揃います。

作家本人によるワークショップも開催

大きな窓から差し込む光が美しい2階では、アクセサリー&服をはじめ器と絵もラインナップされています。テーブル席では不定期でものづくりの講座が実施されることも。アーティストと交流できるのも嬉しいポイントです。

女性デザイナーによるアクセブランド「クレアー」と「タリー」

大理石を彷彿とさせる柄が印象的なピアス(左)はアクセサリーブランドの「クレアー」の一品です。ハンガリー生まれマレーシア育ちの女性がデザインしています。装着時の軽さはプラスチック製ならでは。約2,300円。

ペールトーンのフリンジが存在感抜群(右)の「タリー」。サバ州で随一の知名度を誇ります。デザイナーのロレイン・リーさんがお父さんとの思い出からインスパイアを受けて、ハンドメイドしたものです。オーガニックコットン仕立てで、洗濯もOK。約9,690円。

グラデーションが美しい「イナリ」のリング

部分ごとに色合いが絶妙に異なるので、指に嵌めていてもくるっと回せば違った表情を見せます。使い込むほどにアジが出る真鍮製。約5,900円。

島が誇る海を描いた「マイ リトル コンサート」のコースター

コンクリートを材料にものづくりをする「マイ リトル コンサート」。素材特有のざらっとした質感も魅力的です。各約840円

日本でもおなじみのプラバッグは森に暮らすルングス族の籐雑貨がルーツでもあります。ハンドルにはスカーフを巻いてタウン仕様にアップデートしたものも扱っていました。約2,980円

グラフィカルな文房具が揃う「ソルト✖️ペッパー」

ボルネオ島だけでなくマレー半島で活動するデザイナーが手がける、紙ものをセレクトする「ソルト✖️ペッパー」。アトキンソン時計塔やサバ州立モスクといった、コタキナバルのシンボルがかわいらしく描かれたポストーカードなど独自性溢れるものばかりで、見ているだけでワクワクします。

デザイナーとしてのキャリアを持つ女性がオーナー

店主のクリスティンさんは、ペナン島出身です。クアラルンプールでキャリアを積んでいる時にボルネオ生まれの男性と結婚し、2016年に移住してきました。

グラフィックデザインの素晴らしさを伝えようと、2018年に「ソルト✖️ペッパー」をオープン。瞬く間に人気店となりました。自然を題材にしたカードを揃えるのは、自身もコタキナバルの海や森に魅せられているからだとか。夕日を眺めるたびに癒されているそうです。

贈る相手のアルファベットをチョイスしよう

アルファベットの上で咲き誇る花はそれぞれの頭文字から始まるものを描いています。
「ソルト✖️ペッパー」のオリジナルアイテム第一弾。渡す人のイニシャルを選べばお土産話にも花が咲きそうです。各約240円。

マレー料理の図鑑としても活用できそう!

ナシゴレン、アイス・カチャン、チェンドル、ナシレマッといった定番のごはんとスイーツを描いたポストカード。そのバリエーションの豊富さはグルメ天国ならではです。おいしかった思い出も持ち帰りましょう。

記録するうちにウェルビーイングが高まるかも

表紙を眺めるうちにココロがととのってくるノートは、マレーシアの文具メーカー「モスリー」のダイヤリー。1日のメンタルの状態を言葉にして、自分を見つめ直せる仕組みになっています。各約1,180円。

火を灯すとコタキナバルの海と森が蘇る

文房具だけでなく雑貨も揃います。なかでもボルネオ発のソイキャンドル「Zoviey & Co」は現地の自然をモチーフにしたアロマが特徴。

ユーカリ、サイプレスなどを調合したフォレスト(右)。アウェイクン(右)はラベンダー、カモミール、セージをブレンドし、海を表現したものです。香りで豊かな自然に再び触れられます。各約980円

マレーシアの伝統と柄をポーチに

花鳥風月を描いたバティック模様のティーカップ型ポーチ。リップクリームやアクセなど小物入れに重宝します。この組み合わせはお茶文化が盛んな同国らしさが光るアイテムでもあります。各約1,360円。

センスの良さに引き寄せられる人が続出

どちらも国内外からゲストが足を運ぶため、取材中も店内は賑やかでした。それぞれここでしか買えないおみやげはもちろん、自分でも使いたくなるアイテムが充実。個性豊かなショップのおかげでコタキナバルの思い出がいっそう濃いものになりそうです。

2ショップの中間点にあるグラフティ

コタキナバルの海を彷彿とさせるコバルトブルーに目を奪われます。屋外にあるギャラリースポットは、激動の時代を生き抜いた証でもあります。

実は市街地は日本が占領していた第二次世界大戦時に連合軍によって壊滅的な被害を受けました。

数少ない当時の面影を残す建物の柱を保存し、アーティストへと開放しています。ちなみに建造物自体は戦禍は免れたものの1992年に火事が起こり、焼失。柱だけが残ったのでした。ショップをはしごする合間に足を止めて歴史に思いを馳せるのも一興です。

writer / Sheage編集部 photo / 黒川ひろみ

取材協力

The Art Attic(ザ アート アティック)
7 Lorong Dewan Kota Kinabalu 88000 Kota Kinabalu Sabah Malaysia
営業時間:10:00〜19:00
定休日:月曜
https://www.instagram.com/the_artattic/

SALT✖️PAPPER(ソルト✖️ペッパー)
51, Jalan Gaya, 88000 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
営業時間:10:00〜17:30
定休日:不定

https://www.instagram.com/saltxpaper/

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