特別エンブレム登場！名門マルセイユの今季ユニフォームを一挙紹介　サードは「自動車デザイン」に

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

第3節まで消化した今季のフランス1部リーグアンで、現在2位と好位置につけている名門オリンピック・マルセイユ。

ここでは、現時点で発表されている今季3つのユニフォームをまとめてご紹介したい。キットサプライヤーは引き続きPumaが担当している。

マルセイユ 2024-25 Puma ホームユニフォーム

7月に発表された新ホームユニフォームは、ホワイトを基調に鮮やかなブルーを組み合せたマルセイユらしいデザイン。両脇部分のグラフィックは、試合当日のホームスタジアムに乱立するサポーターのフラッグにインスピレーションを得たとのことだ。

ホームキットのエンブレムは特別なデザインを採用する。クラブは2024-25シーズンで創設125周年を迎えるが、このエンブレムは8月に公開された125周年記念エンブレムとよく似ている。

マルセイユ 2024-25 Puma アウェイユニフォーム

ホームと同時に発表された新アウェイユニフォームは、ダークブルーを基調に美しいグラフィックが印象的。今作のデザインテーマはマルセイユの街に面する「地中海」で、同時にマルセイユ地方のライフスタイルを讃えたもの。

絞り染めのようにも見えるグラフィックは、街の海・風・空を表現したものだ。

マルセイユ 2024-25 Puma サードユニフォーム

8月に発表となった新サードユニフォームは、昨季と同じようにオレンジを基調色に採用。前面にシャドーで落とし込む斜めストライプと襟・袖口のチェック柄は、ホームタウンのモータースポーツに触発されている。

マルセイユ近郊のル・キャステレ村には「ポール・リカール・サーキット」という、長年F1フランスグランプリを開催してきたサーキットが存在する。襟と袖口のチェックはレースで振られるチェッカーフラッグをデザインし、シャドーの斜めストライプは自動車のフロントグリルをイメージしたものだ。

クラブ創設125周年という節目に登場した3つの新ユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、Pumaオンラインストア他で販売中。