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造形にこだわる「デジモンアドベンチャー」レイヤー「エンジェウーモンの艶やかな雰囲気を表現しました」<WCS2024>

  • 2024.9.8
「デジモンアドベンチャー」エンジェウーモン/うさこさん(写真左)、リリモン/やえぞーさん 撮影:ソムタム田井
「デジモンアドベンチャー」エンジェウーモン/うさこさん(写真左)、リリモン/やえぞーさん 撮影:ソムタム田井

【写真】「デジモンアドベンチャー」エンジェウーモンのコスプレを披露したうさこさん

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、今や日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。8月2日~4日には、世界最大規模のコスプレの祭典として知られる大型イベント「世界コスプレサミット2024」(通称:WCS、コスサミ)が、愛知・栄周辺エリアにて開催。国内はもちろん、海外からも大勢のコスプレファンが駆けつけ、イベントは大盛り上がりとなっていた。

WEBザテレビジョンは、3日間で25万3700人が来場し、さまざまなステージ企画やコスプレパレードなども行われた同イベントでインタビュー取材を実施。会場を彩るコスプレイヤーたちに「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「WCS2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?

■「デジモンアドベンチャー」エンジェウーモン/うさこさん

こちらのエンジェウーモンと、友達用にリリモンの衣装を制作しました。造形、裁縫、塗装と、持てる技術を全て駆使して、細部まで作り込んでいます。合皮貼りやシャドーの塗装など、注力したのはヘッドまわりですが、女の子のキャラクターなので艶やかな感じも出したくて。シャドーは色味にもこだわりました。「デジモンアドベンチャー」25周年の年にこちらの衣装を制作できて、本当によかったです。

■「2.5次元の誘惑(リリサ)」リリエル/わたすけさん

こだわったのは衣装と羽の造形です。ボディラインがはっきり出る衣装なので、体作りも頑張りました。ウイッグもボリュームがあるので、見た目が重たい感じにならないよう、ツインテールの位置などを細かく調整して、こちらの形に仕上げました。

■「2.5次元の誘惑(リリサ)」リリエル/雪菜アリアさん

こちらの衣装は既存の水着をアレンジしたもので、靴も自作で用意しました。背中の羽も制作したものなんですけど、これがなかなか難しくて。何度も作り直して、ようやく完成したのがこちらになります。

■「2.5次元の誘惑(リリサ)」ミリエラ/結塚ゆいこさん

体形がはっきり分かる衣装なので、きれいに着こなすために短い期間でしたが、食事管理と筋トレを頑張りました。とはいえ、仕上がりには全然満足していないので、これからも引き続き体作りに励み、クオリティーアップを目指します。

■「デジモンアドベンチャー」リリモン/やえぞーさん

こちらは、一緒に参加したレイヤーのうさこさんに作ってもらった衣装になります。私自身のこだわりポイントはアイメークですね。原作では、リリモンは宇宙人のような目をしているのですが、リアルに再現すると怖くなってしまうのでアレンジしています。まずはアイラインをがっつり引いて、カラコンは黒目が大きくなるものを使用。そこにアイシャドウで柔らかめのメークを施し、こちらの感じに仕上げました。

9月以降も全国で大型コスプレイベントが続々開催

こうして大盛況のうちに終了した「WCS2024」に続き、コスプレが楽しめる大型イベントは9月以降も全国で続々と開催予定。「東京ゲームショウ2024」(9月26日~29日、千葉・幕張メッセ)、「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」(10月25日~27日、池袋東口エリア)、「東京コミコン2024」(12月6日~8日、幕張メッセ)、「コミックマーケット105」(12月29日・30日、東京ビッグサイト)なども控えている。

はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。

◆取材・文=ソムタム田井

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