コストコよ、それせんべいじゃないの？『柿の種フロランタン』というカレー風味の甘じょっぱ菓子にひそむこじらせ感はけっこう好き

魅惑のフランス菓子「フロランタン」に、驚きのアレンジが加わった！コストコで販売されている『柿の種フロランタン』は、なんとカレー味になっています。

キャラメル部分の甘さと、カレーテイストの組み合わせがなんとも不思議ですが、「あまじょっぱいせんべい菓子」のつもりで購入すれば混乱しなくて済みますよ～！

『柿の種フロランタン』の価格・内容量は？

こちらがコストコで販売されている『柿の種フロランタン*』（品番：93676）。18枚入りでお値段は1,198円（税込）です。1枚あたりのコスパ（単価）は67円。

*英語表記：KAKINOTANE FLORENTINE

内容量は510gと記載されていますが、実際にはもうちょっとボリュームがあり、編集部で計量してみたところ、700g超でした。1枚あたりの重量は39gといったところ。

「フロランタン」はフランスのお菓子。もともとは、クッキー生地の上にキャラメルコーティングしたアーモンドをのせて焼き上げたもの。

ただ、コストコバージョンは土台の生地がなく、ナッツ類をキャラメルで固め、チョコレートをかけたものでした。これはこれで、魅惑のおやつでしたよね～。

が、今回は同じ「フロランタン」を名乗っていても、方向性がぜんぜん違う…！

本品では、カシューナッツと柿の種（せんべい）をキャラメルで固めてあります。そして、なにより意外なのが、カレーシーズニングで味付けしてある点。それって、カレーせんべいみたいな味ってこと？（こじらせ菓子というか……）

キャラメルはカリッと、カシューナッツはコリコリ。そして柿の種がザクザク。歯ごたえの違いがちょっと楽しいですね。

ちなみに柿の種は、いわゆるしょうゆ味ではなさそう。プレーン状態で、キャラメルとカレーシーズニングがかけられているように見えます。

香りは確かにカレー。味のほうは、キャラメルの甘みがほんのりありつつ、カレーテイストが若干優勢なバランス。とはいえ、ガツンとくる強さはないので、甘いお菓子として楽しめばいいのか、しょっぱいお菓子として食べるべきなのか、頭が混乱しますね。

フロランタンという認識をいったん取っ払って、せんべいの一種として認識した方がいいかも。「カレーせんべい」＋「ざらめせんべい」と考えれば、あまじょっぱいものが好きな人におすすめできそう。

本品の賞味期限は、加工日の2週間後。だいぶ長持ちするな～と思って油断していたら、思わぬ展開に…。

加工日から5日後の時点で、表面のキャラメルが溶けてベタベタになってしまったのです（台風が来て湿度高かったし…）。おかげで重なっていた『柿の種フロランタン』はくっついてしまうし、食べるときにはモロッと崩れます。さらには、キャラメルが歯に絡みつく…。

なので、数日で食べきれない場合は、乾燥剤を入れて保管したほうがよいでしょう。

カロリーもチェックしておきましょう。

『柿の種フロランタン』は100gあたり454kcal（炭水化物 64.9g、食塩相当量 1.31g）です。1パック全体（実測値の700gの場合）の総計は3,178kcal。

1枚（39gと想定）あたりは177kcalとなりますよ。おにぎり1個と同じくらいですね。お召し上がりの際の目安にしてください。