1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「女(おなご)なら、早く台所で準備を手伝え」親戚からの言葉に【困惑】その時、救世主が!

「女(おなご)なら、早く台所で準備を手伝え」親戚からの言葉に【困惑】その時、救世主が!

  • 2024.9.8

知人のK子は、結婚相手の実家に初めて帰省したとき、自分が育ってきた環境とあまりにも違うことに驚き、とても困惑したそうです。
今回は、筆者の知人K子から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: 「女(おなご)なら、早く台所で準備を手伝え」親戚からの言葉に【困惑】、、、。その時、救世主が!

初めての正月で見た衝撃の光景

結婚後、初めての正月に夫の実家に帰省したK子。夫の実家では、正月やお盆に親戚中が集まるのが恒例です。しかし、古い家屋は冬になると隙間風が入り、部屋の中でも氷点下になることもあります。

そんな中、料理の準備や後片付けをするのはもっぱら女性陣だけ。男性陣は、大きなストーブのある部屋でぬくぬくと過ごし、早々にお酒を飲み自由にくつろいでいる光景にK子は驚愕したのです。

極寒の台所での戸惑いと夫の行動

初めてのことで、何を手伝えばいいのか戸惑っていたK子が部屋の隅に立ち尽くしていると、ほろ酔い気味の夫の親戚の男性から「女(おなご)なら、早く台所で準備を手伝え!」と言われました。

K子が困惑しているそのとき、買い出しから帰ってきた夫が現れました。彼は実家近所のホームセンターで石油ストーブを購入してきたのです。

夫は、そのストーブを親戚の男性に渡し、「叔父さん! このストーブを台所に置いてください! 寒いなか料理してくれてるんだから、そのくらい動きましょう」と頼みました。

夫の気遣いで暖かくなる台所

夫の行動のおかげで、台所は暖かくなり、女性陣は快適に料理の準備ができるようになりました。極寒の中で凍えながら動いていた女性陣も、ストーブのおかげで体が温まり、笑顔が増えました。

K子も、夫の気遣いに感謝し、初めてのことばかりで驚くこともありましたが、少しだけ気持ちが楽になりました。

新しい提案で変わる正月の風景

さらに、K子の夫の提案で、今後の親戚の集まりでは料理を作らず、すべてお店に注文することになりました。これにより、女性陣が寒い中で料理をする負担がなくなり、男性陣も女性陣も一緒に食事を楽しむことができるようになりました。おかげで、みんなで楽しい時間を過ごせるようになったのです。

一部の地域では、K子の夫の実家と同じような光景がいまだに見られるようです。昔からの価値観を変えるのは簡単ではありませんよね。そんな中、K子の夫の行動力にはあっぱれでした。K子もきっと心強かったと思います。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

元記事で読む
の記事をもっとみる