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40代、凛として自分らしく輝くための6ヶ条|自分の年齢を誇らしく思うために【#40代のリアル】

  • 2024.9.7

「年齢は勲章」のはずなのに

日本の女性は、若く見られたいという願望が強いと聞きます。年齢は、誰しもが平等に重ねていくもの。でもなぜか私のような中年女性は、年齢を誇らしく思うことは少ないものです。いまの自分を肯定し、愛することが出来ていたのなら、年齢は経験を積んできた自分の勲章になるはずなのに。

年齢を「私の勲章です!」と心から言うのってなかなか難しい。私はヨガ講師という仕事柄、ボディラインがはっきりと見えるヨガウェアを着る機会があったり、時にメディアの撮影などの仕事もいただきます。正直に言うと撮影の前には、「最近増えたシワが映るんじゃないか」とか、「お尻が垂れてきているのをどうカバーするか」なんて不安に思ったりする(笑)。年齢を勲章だと思っている一方で(これも嘘ではないのだけれど)、年齢を気にしている自分がいるのです。だから、今の自分を肯定して愛するということを、私も完璧に出来ているわけではありません。それでもそんな自分を受容しながら、日々自分の揺れ動く身体と心に向き合っています。

そして同時に、いまの自分を愛しながら、凛として自分らしく輝いていたいと願っています。きっと同世代の誰しもが、年齢的に少し引け目を感じたり、若い人たちに劣等感に似た感情を覚えたりしながら、心ではそう願っているのではないかと想像しています。そんな私が現時点で考えている、自分らしく輝くコツのようなものを6ヶ条にしてみました。

凛として自分らしく輝くための6ヶ条

①自己理解を深める

内面の凛とした強さは、自己理解から生まれるものだと考えています。自分の感情や価値観に向き合い、何が自分にとって大切なのかを理解しましょう。また、何が自分のエネルギーを浪費ししてしまうのか探ったり、何が嫌いかを認識することも大事です。自分を理解するというのは難しいことで一筋縄ではいかないものなので、年齢を重ねた40代だからできることなのかも知れません。

②柔軟な思考を持つ

年齢を重ねると、価値観が固定化しがち。決めつけも強くなるものです。芯の強さを持つことは、 かっこいい凛とした女性に共通している要素ですが、価値観を固定してしまうと柔軟性を失いがち。価値観や考え方にオープンにいることが、内面のみずみずしさや豊かさに繋がります。変化に対する柔軟性を養っていきましょう。

③自分を表現する

家庭や仕事以外で、自分を表現できる場所はありますか?ブログやSNS、アートや音楽など、自分の思いや感情を表現することは、自己理解と解放に繋がります。自分の内側から発せられる声を大切にし、直感や感情に従うことが、自分らしい生き方を実現する鍵でもあります。自分に内面にあるものを、何らかの方法でアウトプットしていきましょう!

④自分に合った身体のメンテナンスをする

筋力の低下や、ホルモンバランスの変化など、身体に変化が出てくる40代。ただ「痩せる」ことを目指すといったような思考に捉われ続けると、むしろげっそりした貧相な印象になりがち。自分の身体を理解して、年齢と個性に合ったメンテナンス方法を見つけましょう。年齢のステージに合わせた健やかな身体が、凛とした雰囲気を作り出します。

⑤一人上手になる

誰に頼らなくとも、自分なりのリフレッシュ方法を持つことを大事にしましょう。言い換えれば、「自分で自分のご機嫌を取れる」ということです疲れを癒すための休息、没頭できる趣味、感性を磨く時間などを持ち、喜ぶことを自分にしてあげる。それが自分なりの世界観を育てることにも繋がり、自分らしさを育てていくことでしょう。孤独を感じるような時間があったとしても、一人上手になれば自分を見失わずにいられるものです。

⑥メリットよりも喜びを優先させる

「メリット」ではなく「単純に自分が喜ぶこと」を優先することが、これからの人生を深め豊かにしてくれるはず。目にみえる利益は少ないけれど心に喜びをもたらすもの、やってみたかったのに今までチャレンジ出来ていなかったものはありませんか?精神的に成熟してくると、このような喜びがメリット以上に価値を持ち、人生を彩る大切な要素なのだと気がつくものです。そういった種類の喜びを増やしていくことが、内なる輝きに繋がっていくのだと思います。

人生の折り返し地点である40代は、人生を再構築するのにふさわしい時期。何となく過ごしていた日常を、より意識的に豊かなものに変化させていける時期なのだと思います。年齢を勲章にして喜べる自分であるために、自分自身を見つめながら豊かに過ごしていきたいですよね。

井上敦子

15年間の会社員生活を経てヨガ講師に転身。不眠症をヨガで克服した経験を持つ。リラックスが苦手だった経験から、ヨガニードラを通じてリラックスの本質を伝えるクラスを展開。週に8本のヨガニードラのレギュラークラスを持つ他、指導者養成講座やコラム執筆等ヨガニードラの普及に努めている。

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