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靴屋店員「お願いだから、一声掛けて(涙)」試し履きをするお客さんに伝えたい、店員の『切なる願い』

  • 2024.9.7

ショッピングモール内の靴屋で働いていた経験のある知人のA子。当時A子は、お客さんのある行動に頭を悩ませていました。今回は、筆者の知人A子から元靴屋店員として、お客さんにお願いしたいこととその理由を尋ねました。

画像: 靴屋店員「お願いだから、一声掛けて(涙)」試し履きをするお客さんに伝えたい、店員の『切なる願い』

素足での試し履きに困惑する靴屋の店員

夏になると、素足のままで靴を試し履きをするお客さんが増えることが、A子にとって大きな悩みの種でした。

ある日、子ども連れの家族が店内の靴を何足も出しては、試し履きをしていました。試し履き自体は大歓迎なのですが、その子どもたちは素足でスニーカーを履いてきていたのです。その素足で何足も試し履きをして、靴をフロアに散らかしていました。

A子はすぐに「靴下をお貸ししましょうか」と声をかけ、子どもたちに靴下を履いてもらいました。他にも、素足で試し履きをするお客さんの姿をよく目にしていたA子は常々頭を悩ませていたのです。

素足での試し履きはデメリット大

A子は、靴を素足で試し履きをすることに懸念を持っていました。

素足で履くと、靴の中に汗や汚れが付いてしまい、その後に試し履きをする人や購入する人にとって非常に不快な状況になるからです。また、素足で履くことで靴の内側が傷ついたり汚れたりする可能性もあるのです。

A子はこれらの理由で、靴下を履いた上での試し履きをお願いしていました。

正確なサイズ感を確認するための大切なポイント

また、A子の靴屋では、正確なサイズ感を把握してもらうためにも靴下を履いた状態で靴の試し履きをすることをオススメしています。

そうすることで、購入した後にサイズが合わないと感じることが少なくなり、長く快適に靴を履くことができるのです。

靴下やストッキングの貸し出しサービス

お客さんに靴を衛生的に試し履きして欲しいこと、そして、正しいサイズの靴を選んで欲しいという理由で、A子の靴屋では、靴下やストッキングの貸し出しサービスを提供しています。

A子は、他の店でも同じようなサービスを行っている場合があるので、試し履きを希望の際は、「気兼ねなく店員に一声かけて欲しい」と話していました。

A子の個人的な意見かもしれませんが、納得のいく買い物をするためにも、靴屋でのちょっとした気遣いは大切ですね。ポイントを押さえて、靴選びをより快適にできるようにしたいものです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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