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<降り積もれ孤独な死よ最終回>成田凌“冴木”と山下美月“森”が、小日向文世“灰川”の日記に書かれた真相にたどり着く

  • 2024.9.7
9月8日に「降り積もれ孤独な死よ」最終話が放送される (C)ytv
9月8日に「降り積もれ孤独な死よ」最終話が放送される (C)ytv

【写真】吉川愛“花音”が、長谷川京子“陽子”と接触する

成田凌が主演を務める「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、読売テレビ・日本テレビ系※TVer、Huluにて配信)の最終話が9月8日(日)に放送される。

予測不能な結末へ誘うヒューマンサスペンス

本作は、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名漫画(講談社「マガジンポケット」にて連載中)をベースに、オリジナル要素を付け加えてドラマ化。物語は、一軒の人気のない屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から動き出す。

成田が演じるのは、本作の主人公であり事件の真相を追う刑事・冴木仁。めったに事件の起きない山梨の富士山北警察署に勤務する刑事だが、通報を受けて駆け付けた屋敷で子供たちの白骨死体と謎のマークを発見する。事件を捜査するうちに、冴木の生き別れた弟が容疑者の関係者として浮上する。

吉川愛が演じるのは、冴木の前に現れた謎の女性・蓮水花音。かつてこの屋敷で暮らしていたという彼女は、屋敷の持ち主で事件の容疑者・灰川十三を“父”と呼び、灰川は「犯人ではない」と主張。冴木と共に事件の真相を追う。

そして、小日向文世が演じるのは事件の容疑者・灰川十三。灰川邸事件の発覚後、姿をくらまし、事件の容疑者とされる、得体の知れない不気味な存在。物語は、灰川邸事件発生から7年後、東京で起きた一人の少女の失踪事件へとつながる。灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び姿を現し、錆びた歯車が動き出す。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスドラマ。

冴木をとりまくキャラクターたち

凄惨な事件を捜査する刑事には冴木(成田)のほか、黒木メイサ演じる先輩刑事・五味明日香。山梨県富士山北警察署 刑事第一課の刑事で、ぶっきらぼうな言動が目立つが、実は冴木のことをよく理解しているという頼りがいのあるキャラクター。優秀な刑事であり、作中では冴木と共に事件を解決するために奔走する。佐藤大樹演じる鈴木潤は、冴木の所属する山梨県警警察署刑事第一課後輩の新人刑事。捜査の基本を覚えるために、冴木についていつも行動を共にしている。そして野間口徹演じる川相総一は、冴木の上司である警部。冴木の単独行動などに振り回されながらも見守る一面もあり、捜査の指揮をとっていく。

そして、吉川演じる蓮水と同じく、かつて灰川邸に住んでいた子供たちの内、生き残った子供たちを演じるのが、萩原利久、仲万美、松本怜生、杢代和人、カカロニ・栗谷。萩原演じる瀧本蒼佑は冴木の腹違いの弟。冴木が実家を出た後に実家を出て、灰川の屋敷で一緒に暮らしていたことが事件により判明する。

仲演じる沖島マヤは、灰川の家でかつて暮らしていた子供たちの中で長女的な存在。現在はタトゥーアーティスト。松本演じる川口悟はやはり花音や蒼佑と共に灰川の屋敷で生活していた過去の持ち主で、現在は法科大学院生。杢代演じる神代健流はかつて花音とともに灰川の屋敷で暮らしていたが、現在は行方不明になっている謎の人物。そして、栗谷演じる東優磨は灰川の家に一番最初に暮らし始めた一家の長男的な存在。

さらに山下美月が演じる森燈子は、灰川邸事件から7年後の2024年に起きた少女失踪事件を追う「週刊文苑」の記者。取材の中で少女失踪事件と灰川邸事件の繋がりに気づき、過去の事件の真相を暴こうとするドラマオリジナルのキャラクターだ。

これまでの放送では――

灰川十三(小日向文世)の故郷である蔵土村で、花音(吉川愛)を見つけた冴木(成田凌)。自分と一緒に“逃げること”を提案するが、そこへ顔に傷のある男が現れる。ナイフで襲われながらも、なんとか男を押さえつけた冴木だったが…。

「逃げろ、花音!」思わぬ男の言葉に驚く冴木。そんな冴木を花音は悲しげに見つめた後、背を向けて走り出す。そこへ、五味(黒木メイサ)が到着。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたが…犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとしない。

一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流(杢代和人)であることが判明する。そんな中で、霊園で花音と会ったことを黙っていたことを知られてしまった冴木。五味から、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまい…。

灰川邸事件の決着は自分がつける、と決意した五味は、健流の母・陽子(長谷川京子)の元へ。毎年誕生日当日には、健流から“黄色いカーネーション”が玄関の前に置かれていたと、陽子は話すが…。

最終話では――

花音(吉川愛)の前に現れたのは、健流(杢代和人)の母・陽子(長谷川京子)だった。灰川邸まで来てくれたことに感謝した花音は、「私がここで、全部終わらせます」と陽子に告げる。

一方、警察では、優磨(カカロニ栗谷)の事故現場付近の道を後ずさりする陽子の映像を確認。五味(黒木メイサ)と川相(野間口徹)は、行方を追うが、陽子は自宅におらず仕事も休んでいた。

その頃、冴木(成田凌)と森(山下美月)は、灰川(小日向文世)の日記に書かれた13年前の真相をついに知る。

――という物語が描かれる。

守りたかった秘密とは…予告動画に反響

公式HPなどで公開されている予告動画では、謎に包まれたままの過去のシーンが映し出される。

最終話放送を前に「健流が白骨死体で発見されるとは思わなかった」「終わってほしくない」「最後くらい誰にも不幸が起こらないでほしい」「音ちゃんが笑顔になる事はあるのかな」「黒幕は一体誰?」「原作とは違うオリジナルドラマがどんなラストシーンを迎えるのか、期待」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。

「降り積もれ孤独な死よ」最終話は、9月8日(日)夜10:30より日本テレビにて放送。

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