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井浦新と水原希子が虚ろな表情を見せる…。現代に解き放たれた問題作『徒花-ADABANA-』場面写真公開

  • 2024.9.7
(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ
(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

【写真】井浦新と水原希子が虚ろな表情を見せる…危うさを秘めた劇中カット。映画『徒花-ADABANA-』劇中カット一覧

本作は、ウイルスの蔓延で人口が激減し、国家により、ある“最新技術”を用いて延命治療が推進された世界を描いた作品となっている。

75年の歴史を有するフランスの国立映画映像センターCNCの対象作品となり、これまでには、深田晃司監督『淵に立つ』(2016)『よこがお』(2019)や、早川千絵監督『PLAN75』(2022)等が選出されている。

今回公開された場面写真は、死が身近に迫る新次(井浦新)が戸惑いながらも、もう1人「それ」と対面する場面や、新次をケアする臨床心理士・まほろ(水原希子)がどこか虚ろな目をして佇む姿を始め、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)や、新次の母親(斉藤由貴)、医師の相津(永瀬正敏)の姿が捉えられている。

(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

本アルバムは、生命について、深淵なテーマを問いかける本作にインスパイアを受けている。

収録されている曲は全9曲。劇中でも使用される「亡き王女のためのパヴァーヌ」にオリジナルの英語詩を乗せた歌唱曲を始め、ジャズ・スタンダードとして人気の高い「Yesterdays」、70年代屈指の名曲「Both Sides Now」のカバーVer.などが収録されている。

本作に出演する水原希子、三浦透子、甲田益也子もポエトリーリーデイングで参加。甲斐さやか監督とakikoが共同で作り上げた詩の朗読は、映画の世界観を美しく反映している。さらに、ジャケット含め、ブックレットの写真は、永瀬正敏が撮影したものだ。

【akikoプロフィール】
2001年、名門ジャズレーベル「ヴァーヴ」初の日本人女性シンガーとして契約。フランスの名プロデューサー、アンリ・ルノーのもとパリにてレコーディング、同年6月、アルバム『ガール・トーク』デビュー。以降、ジャズというジャンルに捕われず、毎アルバムごとに違ったスタイルを次々と提案していく様が注目を集める。

【作品情報】
井浦 新 水原希子
三浦透子 甲田益也子 板谷由夏 原日出子/斉藤由貴 永瀬正敏
脚本・監督:甲斐さやか
プロデューサー:布川 均 宮田公夫 ビックァン・トラン 赤澤賢司 上野弘之
キャスティングディレクター:杉山麻衣
撮影:高木風太 照明:後閑健太 録音/
音響効果:小川 武 美術:河島 康
編集:山崎 梓 ロラン・セネシャル VFX:菅原悦史
衣装デザイン:前田敬子(LOISIR)
劇中アートディレクション:小林和史
助監督:近藤有希 制作担当:久保田辰也
ラインプロデューサー:古賀奏一郎
音楽:長屋和哉 音楽プロデューサー:akiko
クリエイティブディレクター:佐倉康彦
タイトルロゴ/宣伝美術:日高英輝
制作プロダクション:ROBOT DISSIDENZ 配給・宣伝:NAKACHIKA PICTURES
C2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

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