1. トップ
  2. レシピ
  3. 「溯上」「蟹行」「一献」難読漢字3問!全部読めますか!?

「溯上」「蟹行」「一献」難読漢字3問!全部読めますか!?

  • 2024.9.6

今回は「溯上」「蟹行」「一献」です。

これら3つの難読漢字、あなたには読めるでしょうか?

1問目はこの漢字から!「溯上」

遡上」は何と読むか知っていますか?

「遡」は、「八朔(はっさく)」や「朔日(さくじつ)」に使う「朔(さく)」というという漢字に似ています。

そこで、つい「さくじょう」と読みそうになりますが、残念ながら不正解です。

「溯上」の読み方のヒントはこちら

「遡上」の意味は、急な流れに逆らって上っていくことです。

たとえば「鮭が川へ遡上していく」のように使ったり、津波が内陸へ上がっていく際の高さを「遡上高」と呼んだりします。

「遡上」の読み方の字数は「〇〇〇〇」の4文字です。

「溯上」の読み方!正解は!?

イメージ

正解は「そじょう」です!

漢字を見てもなかなか読みづらいですが、読み方を聞くと、ピンときた人も多いかも知れません。

「遡」という漢字は「さかのぼる」「むかう」「さからう」などの意味を持ちます。

「遡」から始まる言葉には、過去までさかのぼるという意味の「遡及(そきゅう)」などもありますね。

「遡及(そきゅう)」は結構、耳にする言葉なのではないでしょうか?

「時間の流れに逆らって過去へさかのぼる」ことを「川の流れに逆らって上る」という意味に例えた言葉なのですね。

こうして考えると、漢字って本当に深いですよね!

2問目はこの漢字!「蟹行」

「蟹行」の読み方は、意外に難しいですね。

文字をパッと見た印象では、無数のカニがざわざわと行進している光景が目に浮かびます。

(あくまでも個人的な感想です)

さて、「蟹行」と書いて何と読むでしょうか?

もちろん「かにゆき」ではありません。

「蟹行」の読み方のヒントはこちら

読み方は4文字で「〇〇こう」と読みます。

同じ読み方の熟語に「蟹眼(〇〇がん)」という言葉もありますよ。

4文字熟語では「蟹行文字」という言葉もあります。

以上のヒントから考えてくださいね!

「蟹行」の読み方!正解は!?

イメージ

正解は「かいこう」です。

蟹が這っていくことや、蟹のように横歩きすることを蟹行(かいこう)と呼びます。

ヒントに紹介した「蟹眼(かいがん)」は、蟹の眼に似た小さな泡がブクブクと立つ湯加減のことです。

また、「蟹行文字(かいこうもんじ)」は、欧米の横文字のことになります。

しかし現代では日本の文字も横に書くことが多くなり、半蟹行文字(?)になっていますね。

最後はこの漢字!「一献」

「一献」の読み方をご存知ですか?

「いっけん」ではありません。

ビジネスや冠婚葬祭の場で使われることがあるので、大人の方ならご存知かも。

「一献」の読み方のヒントはこちら

読み方は4文字で「いっ〇〇」

小学校などの給食メニューを何と呼ぶ?

お酒をすすめるときに使う言葉

以上の3つのヒントで考えてくださいね。

「一献」の読み方!正解は!?

イメージ

正解は「いっこん」です。

小学校などの給食メニューを、献立(こんだて)と呼びますよね。

献立の「こん」と同じ読み方になります。

ビジネスの場や結婚式などで、お酒をすすめる際に「どうぞ一献召し上がってください」などと使います。

古代のお祝いの席では、1つの盃で列席者がお酒を飲み回しました。

盃が列席者を一巡することを「一献」と呼んだのが、由来だそうです。

室町時代に入って、お酒と料理を一緒にすすめるようになり、一献が三献へと増えたとか。

なので「一献」は、1杯目のお酒もしくは最初の3杯までのお酒を指す言葉になります。

ただし、1杯目だけの言葉だと理解している方も多いので、最初だけにした方が良いかもしれません。

上司にお酒をつぐ際に「一献いかがですか?」なんてスマートに言えたら、見直されちゃうかも。 出典:コトバンク

元記事で読む
の記事をもっとみる