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【MLB】カブスの継投ノーヒットノーラン 快挙を支えたのは「全体的な無自覚」と米メディア 先発の今永昇太も救援も捕手も「記録継続知らなかった」

  • 2024.9.6
カブスの今永昇太(C)ロイター
SPREAD : カブスの今永昇太(C)ロイター

4日(日本時間5日)の本拠地パイレーツ戦で、計3投手の継投によるノーヒットノーランを達成したカブス。試合後、7回まで無安打投球を続けた先発の今永昇太投手、8回から2番手でマウンドに上がったネト・ピアソン投手、そして好リードで記録達成に導いたミゲル・アヤマ捕手の3人がノーヒットノーラン継続を知らなかったことが判明し、米メディアを驚かせている。

■観客からのブーイングで初めて認識

7回95球を投げ、無失点7奪三振で降板した今永。試合後の取材で、クレイグ・カウンセル監督から「無安打だけど交代」と告げられるまで、自身の投球内容を知らなかったと明かし、周囲を驚かせた。
しかし、今永だけでなく2番手で登板したピアソンもノーヒットノーランが続いていることに気づいていなかったという。「正直なところ、知らなかった。マウンドに出て行ったら、(今永を代えたことに対する)ブーイングが始まって、それで『何か大事な場面なんだな』と理解した。その後は集中して、自分の役割を果たすだけだった」と振り返った。
3投手をリードし、記録達成に貢献したアヤマ捕手も「私もまったく知らなかった。ピアソンがマウンドに上がり、ファンがブーイングを始めたので、その反応でようやく気づいたんだ」と話した。

■緊張感と無縁のままマウンドへ

3人のコメントを受け、米スポーツメディア『CLUTCH POINTS』は、「この全体的な無自覚さが最終的にカブスにとって好都合だったのかもしれない。リリーフ投手でさえノーヒットノーランが続いていることに気づいていなかったため、緊張することも悩む時間もなく、それが良い結果につながった」と記した。
本拠地リグレー・フィールドにおける52年ぶりのノーヒットノーラン。今回は記録を意識せずにプレーを続けたことが、快挙達成につながったようだ。

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