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病気の父「好きに生きろ。俺にかまうな」4人家族のために人生を差し出した私が親になって気づいたこと

  • 2024.9.6

親の気持ちというものは、自分が親になって初めて分かるもの。感謝の言葉は、親が元気なうちに伝えたいものです。これは筆者自身が親になってやっと分かった、筆者の父親の言葉についてのお話です。

病弱な父の代わりに働く

画像1: 病弱な父の代わりに働く
画像2: 病弱な父の代わりに働く
画像3: 病弱な父の代わりに働く
画像4: 病弱な父の代わりに働く

あの時、父が私に言った「好きに生きろ」という一言は、実現できるできないは別として、親として当然の感情だったのだと思います。ただ当時の私には父の気持ちが分からなかったのです。私もあの時、父に対して今の息子と同じことが言えていたら、と今でも後悔することがあります。
亡くなってしまった父に謝ることはできませんが、父の月命日には仏壇に好物の和菓子をお供えしています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:佐田 静
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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