「繳」、読める？ 飛ぶ鳥を捕らえるための仕掛けだよ【漢字クイズ】

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「繳」です。

【Q】漢検1級配当漢字「繳」。「繳」の「い」からはじまる訓読みは？

「繳」の読み方は？

ヒントは、鳥を捕らえる仕掛けだよ。

※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。

出典（読み・配当級）：『漢検要覧1/準1級対応』（公財）日本漢字能力検定協会

正解は……

「いぐるみ」です。

 

【漢字解説】

「繳」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

［字義］
［一］
（1）いと。練らない糸。生糸。また、いとすじ（縷（ル））。
（2）いぐるみの糸。転じて、いぐるみ。矢に糸をつけて鳥を射るしかけ。（矰繳（ソウシャク））。  
［二］ （1）かえす。物を持ち主に返す。
（2）おさめる。役所などに納付する。「繳納」
（3）まとう。まつわる。からまる。「繳繞（キョウジョウ）」  
出典：新漢語林 第二版 大修館書店 電子辞書版

「繳」には多くの意味がありますね。

「繳（いぐるみ）」とはどのようなものか

繳は飛んでいる鳥を捕らえるための仕掛けです。矢に網や糸がついており、それらが鳥に絡みつく仕組みとなっています。

※問題解説：オトナサローネ編集部
（意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています）