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“フェアウェイウッドの成功率”は「ソールで芝をこすれるかどうか」で決まる!

  • 2024.9.6

フェアウェイウッドのミスと言えば、ボールの頭を叩くチョロか手前を打ってのダフリでしょう。このミスが出る限り、フェアウェイウッドは上達しません。大西翔太プロによれば、フェアウェイウッドを上手く打つコツはヘッドの動きをいかに管理するかだと言います。早速詳しく聞いてみましょう。

10回連続で芝をこすろう!

小さな振り幅でもいいので、とにかくソールで芝をこする練習をしよう。ダウンスイングで1回、フォローからトップまで戻すときに1回という感じで連続素振りを行なう。

クラブ自体が長く、地面の上にあるボールを直接打つフェアウェイウッドは、難易度の高いクラブです。上手く打つにはクラブヘッドの動きを管理することです。正しいヘッドの動きは、低い位置から下りてきて、フェース面がスクエアになった状態でインパクトを迎えたら、そのまま低い位置へと抜けていきます。これを実現するには、ソールが芝の上をザザザッと滑るような連続素振りを行うことです。10回連続でできれば、簡単にナイスショットを打てます。

これはNG!

鋭角にヘッドを下ろしたり、ヘッドが芝まで届かないようなスイングだとフェアウェイウッドは上手く打てない。

あえて3番ウッドで素振りをする

フェアウェイウッドの中でも最も長く、難しいクラブが3番ウッドです。このクラブさえ打てれば、他のフェアウェイウッドも必ず打てます。なので、連続素振りは3番ウッドで行ないましょう。

連続素振りはセルフチェックにもなる

連続素振りを行ない、ソールが地面まで届かない人は上体の起き上がりが早いと思いましょう。反対に、ボールの手前に深いターフを取ってしまう人は、ダウンスイングで上体が目標方向に少し突っ込み気味だと判断しましょう。


大西翔太
●おおにし・しょうた/1992年生まれ。水城高校を卒業後、当時ゴルフ部監督を務め、恩師でもある石井貢氏の勧めもあり、コーチングの道へ。15年から青木瀬令奈のコーチを務め、トーナメントではキャディバッグも担ぐ。18年にPGAティーチングプロA級資格取得。分かりやすいゴルフ理論には定評があり、ゴルフメディアにも多数出演している。メンタルトレーナー、整体師の資格も持つ。


構成・文=山西英希、写真=鈴木祥、協力=船橋カントリークラブ

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