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今年のふるさと納税どうする? 兵庫県の返礼品で「料亭の味」

  • 2024.9.6

兵庫県が9月5日、ふるさと納税特設サイト『ひょうご五宝美(ごほうび)モール』をオープン。日用品から特産品まで、市町の垣根を超えた兵庫「県」の返礼品を紹介している。

兵庫県産の素材を使用した約50種のお惣菜から好きなものをチョイス!六品セレクトから(9月4日/大阪市内で撮影)

いままで兵庫県の返礼品は、既存の商品のセレクトだったが、2024年度、県は兵庫県を構成する「摂津」「播磨」「但馬」「丹波」「淡路」の5つの地域の特産品をコラボレーションさせた「兵庫県」ならではの、オリジナル返礼品の開発に注力。それがふるさと納税でしか手に入らない「ひょうごの五宝美」シリーズだ。

その第一弾として、兵庫県各地の特産品をふんだんに使用したこだわりのメニューが家庭で手軽に楽しめるように、高級料亭の料理長と一緒に商品を企画・開発に着手。いわゆるふるさと納税で人気上位に入る「肉」「魚介」のような単体の素材で送られてくるのではなく、きちんとおいしい食べ方がセッティングされ、調理済みですぐに食べられるのがありがたい。

■ 兵庫県の「美味しい」が詰まった鍋とお惣菜

「五宝美鍋」(3~4人前)は、黒田庄和牛、播州百日鶏、三田ポーク、但馬の鴨、計4種類の肉が食べられる豪華なお鍋。淡路の玉葱を使った特製黄金スープ、さらにアクセントとして丹波の山の芋や、特製の柑橘ポン酢も一緒に用意されているので、途中で味変も可能。こちらは寄附額5万円~。

「五宝美鍋」は4種のお肉、スープ、山の芋、ポン酢がセット。おうちで食べる際にはあわせたい野菜等を用意しよう
「五宝美鍋」は黒田庄和牛、播州百日鶏、三田ポーク、但馬の鴨が一度に楽しめる

「選べるmy五宝美BOX」は肉・魚・野菜と兵庫県産の食材を使った、さまざまな味わいが楽しめるお惣菜メニュー。レギュラーメニュー25品に加えて季節限定メニュー20品から自分の好みに合わせてセレクトできる。1品1品は1人でも食べきれる量なので、1人暮らしや、好みが異なる家族にもぴったり。こちらは「選べる6品」の寄附金額1万円~。

左上から「ガリバタ小松菜ちりめん」「丹波黒枝豆と淡路産鱧のかき揚げ」「赤穂産蠣のアヒージョ」左下から「ローストビーフ」「淡路産鱧ちり」「姫路蓮根と和牛照り焼き」
ローストビーフもこの分厚さで贅沢に。持ち上げるとずっしり重い

今回、「ひょうごの五宝美」シリーズの企画・開発に携わり、実際に返礼品の調理も一部手掛けるのは、大阪・北新地に店を構える「割烹みなも」店主・園部淳也氏。「瀬戸内も、日本海も、島も、山もある兵庫の豊富な食材で、1からレシピを作る作業は料理人としてとても楽しかったです。調味料をおさえ各素材の特徴を活かしました。家庭でもお店の味を楽しんでほしい」と語る。

新ブランド発表会で「五宝美鍋」をふるまう「割烹みなも」園部氏

■ 全国の事業者への復興支援「HYOGO.1BOND」プロジェクト

2025年1月17日に発生から30年を迎える阪神・淡路大震災を経験した兵庫県だからこそできる取り組みも開始。「HYOGO.1BOND」プロジェクトとして、大きな自然災害が頻発している日本において、自然災害で被害を受けている全国の事業者への復興支援として、県内の返礼品提供事業者を有志で募り、返礼品の提供に伴う売上の0.1%を被災地に寄附をおこなう取り組みだ。

県の担当者は「兵庫県はふるさと納税による流出超過が全国で7番目に大きな額になる。5つの地域の特色を活かした返礼品をきっかけに魅力を知ってもらい、兵庫県の各プロジェクトの理解・支援のサイクルを回していきたい。ふるさと納税への関心が高まる年末に向け、今後も新たな返礼品を展開予定なので、ご期待ください」と話した。

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