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世界的大ヒット作『ワンダー 君は太陽』のもう1つの物語、映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』予告編&ポスター公開

  • 2024.9.6
© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.

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全世界800万部突破のベストセラー小説「ワンダー」を映画化した『ワンダー 君は太陽』(2018)は、主人公・オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)が、学校でいじめられ、くじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かっていく物語だ。

その後、小説「ワンダー」の作者 R・J・パラシオが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」を書き上げた。

本作の主人公の1人はジュリアン(オーランド・シュワート)、前作でオギーをいじめた少年だ。もう1人の主人公は、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)だ。

本作は、彼女が孫の行く先を心配し、希望に満ちた未来へと導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語になっている。いじめた側の救済まで描かなければ、「ワンダー」の真の世界観は完結しないという作者の決意に胸を打たれた『ワンダー 君は太陽』のプロデューサーたちが再集結し、「ホワイトバード」の映画を実現させた。

公開となった予告編は、前作『ワンダー 君は太陽』で問題児だったジュリアンに、「あなたは退学してない。やめさせられたの。ある少年をいじめて」と、サラが言い聞かせるシーンから始まる。「あなたのために話すべきことがある」と続け、舞台はサラの少女時代であるナチス占領下のフランスへと遡っていく描写が描かれている。

併せて公開された日本版ポスターは、青いブルーベルの花に囲まれた少女時代のサラと彼女の人生を変えたジュリアン、2人のまっすぐでピュアな瞳に引き込まれるビジュアルとなっている。

【ストーリー】
いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。

時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に2人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが─。

【作品情報】
監督:マーク・フォースター
脚本:マーク・ボムバック、R.J.パラシオ
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
2024年|アメリカ|英語・フランス語|121分|カラー|スコープ|5.1ch|原題:White Bird|字幕翻訳:稲田嵯裕里|映倫区分:G
配給:キノフィルムズ

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