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<転スラ>ついに開国祭が開幕、演奏会や技術発表会の裏で問題勃発? 「秘書コンビやっぱり脳筋だったw」の声

  • 2024.9.5
アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話が放送 (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話が放送 (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

【写真】ディアブロ×シオン、秘書コンビによる掛け合いも見どころ(ほか、「転スラ」第68話場面写真)

サラリーマン・三上悟がスライムのリムル=テンペスト(CV:岡咲美保)として異世界に転生、さまざまな種族が共に暮らせる理想の国作りに奮闘する「転生したらスライムだった件」(毎週金曜夜11:00-11:30ほか、日本テレビ系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)。2021年以来となるTVアニメシリーズ第3期では、「魔王達の宴(ワルプルギス)」を経て正式に魔王となったリムルの元へ、魔物を敵視する神聖法皇国ルベリオスの聖騎士団長・ヒナタ(CV:沼倉愛美)が訪れる「聖魔対立編」が描かれ、2クール目からは開国祭に向けての「魔都開国編」が描かれている。第68話(第3期20話目)「開国祭」では、演奏会や技術発表会など、開国祭1日目の様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

美しすぎるシュナ&シオンの二重奏

「前夜祭」も終わり、いよいよ「開国祭」本番がスタート。クロエ・オベール(CV:田所あずさ)たち子供組はヒナタが面倒を見ることとなり、彼らを見送ったリムルは演奏会を観覧。演奏会は、さまざまな種族の魔物と人間がともにひとつの音楽を奏でるという素晴らしいもので、芸術はさまざまな垣根を取り払ってくれることを改めて実感するリムルなのであった。

この演奏会のハイライトは、シュナ(CV:千本木彩花)とシオン(CV:M・A・O)による二重奏シーン。ふたりとも普段着とは違う着飾ったドレス姿で、完璧な演奏を披露してくれた。ここは作画面でも力が入っており、見応えのあるシーンに仕上がっている。シュナは前夜祭での料理も担当しており、その合間を縫ってピアノの練習に勤しんでいたと思うと、その努力には頭が上がらない。またシオンに至っては、料理の腕前は壊滅的だということもあり、まさか音楽という「芸術」をここまで理解し、豊かに表現できることは正直意外で、改めて彼女のマルチな才能を感じさせてくれた。これにはSNSでも「シオンがめちゃくちゃ清楚www」「2人とも美しいね」などの声があがっていた。

アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

ガビル&ベスターの発表会も大成功!

続けては、ガビル(CV:福島潤)とベスター(CV:津田健次郎)が企画する技術発表会。生真面目なふたりだけに、最初こそなかなかお客さんの関心を引きつけることができなかったが、一方的な講義ではなく、「実験」を取り入れたことで空気が変わり、参加者をも巻き込んだイベントへと変化。結果として、これまでの常識を打ち破るような研究成果を発表し、大いに注目を集めるのだった。

技術発表会では、「ヒポクテ草」由来のポーションを使った剣修復のパフォーマンスが好評だった。ともすれば退屈になりがちな発表会をどうにか盛り上げるため、エンタメ精神に疎いふたりが必死に頭をひねって考えたのだろう。ガビルとベスターと言えば、功を焦るあまり、過去に苦い過ちを犯した経験を持っているだけに、そんなふたりが力を合わせ、このような大舞台で陽の目を浴びるにまで成長したことは、なんとも感慨深いものがある。とくにベスターにとってはこの発表会が過去イチの見せ場であり、そのイキイキとした表情がじつに印象深い。

アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
アニメ「転生したらスライムだった件 第3期」第68話より (c) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

文化交流に興味津々なルミナス

ルミナス・バレンタイン(CV:Lynn)に呼び出されたリムルは、ルミナスから国を跨いだ文化・技術交流の誘いを受け、リムルはこれを受け入れる。その報酬として、ルミナスはリムルに「信仰と恩寵の秘奥」を授けるのだった。その後、リムルはヒナタとユウキ(CV:花江夏樹)とともに食事をするなど、忙しく時間を過ごす。こうして、ようやく開国祭1日目が終わるかと思われた矢先、さらなる問題が勃発するのだった。

ルミナスから授かった「信仰と恩寵の秘奥」は神聖魔法の一種で、誰かを信仰する者が、信仰対象の持つ能力の一部を使えるようになるというもの。現時点ではその具体的な効果は不明だが、のちの大事な局面で真価を発揮してくれることになるのではないだろうか。またルミナスとの会話では、リムルが招いた来賓のなかに、不快な気配を纏う人物が2人いることも明らかとなった。これはおそらくユウキとマリアベル(CV:水瀬いのり)のことを指していると思われるが、そのことをリムル自身も分かっているというのはとても頼もしい。とくにユウキについては、リムルがどれほど警戒しているか分かっていなかっただけに、少し安心した一幕でもあった。とは言え、ルミナスから指摘されたその直後にはユウキと仲良く食事をしているのだから、リムルもなかなかの度量の持ち主と言えるだろう。

最後の締めはやっぱり会議!

「開国祭」1日目の最後に起こった問題は、商人に支払う現金が足りないというもの。テンペストには莫大な財宝や星金貨はあるものの、取引に使われる現金はあまり手持ちがない。これはテンペストの信頼を失墜させようと、何者かが意図的に画策しているようではあるものの、現状では打つ手なし。会議は八方ふさがりとなるも、リムルは気にしても仕方がないと開き直り、資金繰りに悩むミョルマイル(CV:青山穣)を夜の街に誘うのだった。

さまざまなイベントのあった「開国祭」1日目だが、やっぱり最後は会議シーンで締めくくられた。ここではディアブロ(CV:櫻井孝宏)とシオンの秘書コンビによる掛け合いが見どころ。珍しく鋭い指摘をしたシオンに対し、ディアブロが「あなたの発言は正しい」と認めるところまでは良かったが、そこからすぐに敵を皆殺しにすべきだという結論に突き進んでいくふたり。一時はシオンの鋭い指摘に感心していたリムルも、最後は「やっぱりシオンだこいつ」と呆れるなど、いつものコメディ芝居を見せてくれた。これにはSNSでも「秘書コンビやっぱり脳筋だったw」「お前らはまたすぐそうやってw」などの声が寄せられていた。また一方で、リムルも嬉々としてミョルマイルを夜の街に誘い、シュナから「ほどほどにしてくださいよ、リムル様」と強烈に釘を刺されるなど、こちらもいつものリムルなのだった。さて、次回第69話(第3期21話目)「武闘大会」は9月6日(金)放送予定。期待して待とう!

■文/岡本大介

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