元戦隊ヒロイン【逢沢りな】、写真集重版決定！「シミやシワもあえて見せているので、同世代の女性が少しでも前向きになれたらうれしい」

「自然なエイジングは、気にしすぎないようにしています」

──12年ぶりの撮り下ろし写真集『月刊 逢沢りな』を拝見しました。透明感溢れる姿やお肌がとても美しいなと感じたのですが、美容のこだわりはありますか？

「ありがとうございます。写真集では露出の多いカットもあるのですが、そんなに特別なことはしておらず（笑）。お顔もボディも、基本的にシンプルケアなんです。ただ、敏感肌ではあるので、その日のコンディションによってスキンケアは変えるようにしていますね。乾燥しているなと感じたらワセリンを塗ったり、調子が良くないときは美容液なども使いすぎないようにしたり、です」

──30代に入ってから、エイジングを感じることはありますか？

「シワやシミは30代に入ってから気になるようになりましたね。最初はすごく気にしていたのですが、でもまったくないっていうのも不自然だし、もしそうなら奇跡じゃないですか。だから、最近はあまりマイナスな気持ちにならないように、“エイジングケアのためにこうしなきゃ！”と強く思わないようにしています」

「今回の写真集でも、そういう部分を大切にしていて、写真でもあえてシワやシミを消さずそのまま見せたりして、等身大の私を写真に残しているんです。同世代の女性たちの気持ちが少しでも前向きになれるきっかけになったり、モチベーションが上がるような写真集になったらいいなと思って作っているので、そういうありのままの私を見ていただけたらいいなと思っています」

──今回の写真集でのお気に入りカットを教えてください！

「赤い衣装を着たカットかなぁ。映画のワンシーンのようなイメージで撮ったんです。BCG（ハンコ注射）の跡も消さずに見せているので、まさにありのままですね（笑）」

「最近は、自分の気持ちと向き合うようになりました」

──10代、20代、30代と芸能界で長く活躍されている逢沢りなさん。年齢を重ねて変化はありましたか？

「自分の心の中の声をきちんと聞くようになりました。10代や20代の頃は、前しか見えなくてがむしゃらに進んでいたので、ちょっとした変化や違和感を感じても、放置していたんです。でも、最近は一旦立ち止まって気持ちと向き合い、しっかり考えてみるなど、自分を大切にするようになりましたね。

大人になってから、このお仕事も普段の生活も、自分の力だけではできないことだらけだなと感じるようになったんです。たくさんな人の支えがあって今の自分があるんだなといろいろなことを考えるので、その支えを無駄にしないためにも、自分の気持ちも大切にしていかなきゃなと思っています」

──今後、逢沢さんがなりたい理想の女性像は？

「優しくて柔らかいけど、芯の強さはある女性になりたいです。ビジュアルで言うと、立ち姿に気品がある人。カッコいいなと感じる人は姿勢も良いんですよね。そういうボディコントロールも含めて、自分が無理せずやれることをコツコツとやっていきたいです」

逢沢りな（あいざわ・りな）

PROFILE
1991年7月28日生まれ、東京都出身。O型。2008年、スーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』で女優デビュー。ドラマ『サブスク彼女』、『18歳、新妻、不倫します。』（共に’23）、『警視庁強行犯係・樋口顕』シリーズ、『おいハンサム!!2』（‘24）など、多数の作品に出演。

写真集『月刊 逢沢りな』

発売中
女優・逢沢りなの12年ぶりとなる撮り下ろし写真集。撮影の舞台はベトナム。同国を舞台にした名画『愛人／ラマン』をイメージさせるような世界観に彩られた展開になっている。大胆な露出やポージング、セクシーな表情など、新たな逢沢りなが詰め込まれた一冊。

撮影／井澤和己 構成・取材・文／高橋夏実（Spacy72・TEAM TAKAHASHI）