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<母の後悔>病弱の娘に付きっ切りになっていると保育園の長男が「僕はいらないの?」と聞いてきた!

  • 2024.9.5

子どもを1人育てることはとっても大変。
毎分毎秒予測のできない行動をするからこそ、幼い頃はより注意が必要です。
でも、2人以上の子どもを育てるときに、平等に目を向けることもなかなか難しいのが現状ですよね。筆者の知人から聞いた子育てに関する後悔談です。

画像: <母の後悔>病弱の娘に付きっ切りになっていると → 保育園の長男「僕はいらないの?」私「えっ」

息子がお兄ちゃんに

これはこれまでの子育て史上で、1番大変で後悔したお話です。

私は今年に入って間もなく、第二子である娘を出産しました。

長男のY太とは5歳離れていて、Y太はすっかりお兄ちゃん気分に。

「僕、妹ができたんだ」
「お兄ちゃんになったからね♪」
と保育園の先生や友達に自慢するほど。

実際、兄という意識が芽生えたからか
「僕1人でできる!」
と何でも挑戦するように。

娘のことも怖がりつつも、愛おしそうに触ったり話しかけてくれていて『仲良し兄妹になったらいいな』と思っていました。

妹が病弱だった

でも、娘はかなり病弱でした。

発疹が出たり下痢が続いたり、高熱で入院することも何度かありました。

もともと低体重で産まれてきたこともあり、心配や不安感が拭えません。

そのため、私も夫も交代で有給をとっては娘に付きっきりの日々。

Y太には申し訳ないと思いつつも
「僕お兄ちゃんだから大丈夫」
と気丈に振舞う息子。

ダメだとは分かっていたのに、常に娘のことで気を張っていたこともあり、ついついY太の言葉に甘えてしまっていました……。

息子の様子がおかしい……

そんななか、Y太が大好きな保育園に行きたがらなくなるように。

ある日は完全に布団から出てきてくれなくなってしまい、理由を尋ねるもただただ泣くだけ。

たまたま仕事が休みの日だったので、ゆっくり時間をかけて話を聞くと……。

「妹ばっかりずるい」
「僕のことはどうでもいいの?」

そう言われてようやく、Y太を蔑ろにして構ってやれていなかったことに気づいたのです!

『母親失格と言われても仕方ない』とひどく自分を責めたことを覚えています。

その後

すぐにこれまでのことをしっかり謝って、その日は保育園を休ませて一緒にいました。

帰ってきた夫にも事情を話し相談した結果、翌日からY太に【ママ・パパひとりじめデー】をつくることに。

すると、めっきり減っていたY太の笑顔がだんだん戻ってきたのです!

親子時間を平等に充実させることの大切さを痛感しました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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