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「やめてー!」生後半年の長男に何かを食べさせようとする義祖母。私が必死で阻止した衝撃の理由

  • 2024.9.6

長男を産んで半年たったころの話です。義実家での同居と、慣れない子育てで疲弊していた私。その日は長男を寝かしつけて、そのまま一緒にリビングでうとうとしてしまっていたのですが、ふと目を覚ますと……自分では動けないはずの長男がいないのです。パニックになりながら探し回ると、なんと、義祖母の部屋で義祖母に抱っこされていたのです!

見つけた長男は…!?

抱っこしながらニコニコと長男に笑顔を向ける義祖母。一見ほのぼのとした光景なのですが、背景はゴミだらけ。義祖母の部屋はいわゆる汚部屋だったのです。

すると、そのとき、義祖母がとんでもない行動に出ました。

そこらじゅうゴミだらけの中で、鍋の中から何かをスプーンですくいあげ、義祖母が息子の口に入れようとしているのです!

「やめてー!!」

すんでのところで長男を義祖母から引き離し、事なきを得ました。私にはあの鍋の中身を確認する勇気はありませんでしたが、もし口に入れてしまっていたらと思うとぞっとします。

義祖母の行動の理由

その後も、長男への執着が激しかった義祖母。私が抱っこしていてもすぐに奪おうとしてくるので、気が気ではありませんでした。

そのすぐあとに、義祖母の認知症がだいぶ進行していたことが判明しました。義祖母の長男に対する行為やゴミだらけの部屋は、認知症が原因だったのです。私は何も知らずに義祖母に対して嫌悪の気持ちをもってしまった自分が恥ずかしくなり、腹が立ちました。

義祖母はそのまま高齢者施設への入居が決まりました。義祖母の感情の起伏が激しくなっていたこともあり、義祖母のためにも周りの家族のためにも、施設に入れたことはよかったのではないかと思っています。今後は定期的に義祖母に会いに施設に行きたいと思います。

著者:花咲花子/30代女性/6歳・8歳の息子2人を育てる母。こども園の事務員。現在新居を探している。

イラスト:ぽん子

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

ベビーカレンダー編集部

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