1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【外苑前】「きみとAIの!?(ワンダー)な未来旅行展」で未知の冒険へ!@ ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY

【外苑前】「きみとAIの!?(ワンダー)な未来旅行展」で未知の冒険へ!@ ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY

  • 2024.9.5

皆さん、ごきげんよう!

LIVING東京地域特派員の西村美鈴です。

北青山の青山通りに面する伊藤忠商事の東京本社ビルに隣接した『ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY』を訪れました。このギャラリーでは、常設展『地球のあした観測所』と、9月23日まで開催される特別展『きみとAIの!?(ワンダー)な未来旅行展』を、どちらも予約不要・入場無料で楽しむことができます。

出典:リビング東京Web

建物の左側にあるアーチ状の屋根があるところが『ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY』の入り口です。

特別展『きみとAIの!?(ワンダー)な未来旅行展』では、入口に設置された出発ゲートをくぐると、AIが描いた未来の世界が広がります。生成AIが多様な論文や研究データを学習し、その結果として導き出された「あるかもしれない未来」の光景や体験を楽しむことができる展示です。

展示内容は6つのテーマに分かれており、子どもから大人まで幅広い視点で、SDGsの達成に向けたアクションを学べる機会を提供しています。ヘッドフォンを装着すると、地球環境に合わせて変化した未来の動物たちが語りかけてくれるほか、革新的な食材や調理法で提供される未来のレストランメニュー、VRで体験できるユニークな未来ホテルなど、想像力を刺激する多彩なコンテンツが揃っています。これらのさまざまな仕掛けが、来場者に新たな発見とインスピレーションをもたらしてくれます。

AIが描く未来は、必ずしもユートピアばかりではなく、不思議であり時にはディストピア的な世界も含まれています。重要なのは、こうした未来に触れたときに心が「!?」と動く瞬間を体験し、「どうすればこの未来に到達できるのか」「どうすればこの未来を避けられるのか」と自問することです。この展示を通じて心を揺さぶられ、未来への道筋を描いてみませんか。「本物の未来」が動き出すきっかけは、まさにそのような瞬間にあると信じています。

特別展『きみとAIの!?(ワンダー)な未来旅行展』

『未来が見える!?車窓』

ゲートをくぐると、まず目に飛び込んでくるのが『未来が見える!?車窓』です。ここでは、乗り物の窓とつながった未来のさまざまな車窓を体験できます。窓越しに広がる未来の街並みや暮らし、そして乗り物などが、現在とどう変わっているのかを楽しみながら、眺められます。AIが描き出す未来予想図は、どこか説得力がありながらも、驚きと発見に満ちたシーンが次々と展開されます。

出典:リビング東京Web
『未来を旅する!?ツアーガイド』と『未来で撮影!?記念写真』

『未来を旅する!?ツアーガイド』では、「SDGsの17の目標」をテーマにAIが提案する、未来で人気を誇る観光ツアーのパンフレットをご覧いただけます。世界各地を巡る驚きと発見に満ちた旅行プランから、意義深く夢のような旅先を選び、未来の冒険に思いを馳せてみることができます。

『未来で撮影!?記念写真』では、楽しい未来旅行の思い出を残すための記念写真を撮影できます。画像のダウンロードに加え、Instagramをフォローすることで特典として写真プリントも可能です。

出典:リビング東京Web

常設展『地球のあした観測所』

伊藤忠商事が世界各地で展開するさまざまなSDGsへの取り組みを紹介しつつ、地球規模で直面している課題を再認識し、地球の未来に向けて私たち一人ひとりが何をすべきかを考えるきっかけとなる展示となっています。本展示では、Apple Vision Proをいち早く導入し、8つの展示で没入感あふれる体験が提供されています。また、デジタル地球儀「SPHERE(スフィア)」を活用し、地球上で進行中の問題をより深く、そして分かりやすく学べる空間を創出しています。

出典:リビング東京Web
『地球の“いま”観測ブース』

「SPHERE」は、統計データや科学的知見に基づいて作られたインタラクティブなデジタル地球儀で、地球上の現象や環境変化をリアルタイムに映し出します。伊藤忠が目指す8つの“あした”に関連する課題や、地球の現状を観察することができ、SDGsのテーマを地球規模の視点で捉えることが可能です。

今回の展示では、世界中の都市の現在の様子や天候、交通量などを視覚的に体験でき、CO2排出や地球全体に影響を与える問題についても理解が深まります。また、動物の生態系に関するコンテンツも含まれており、子どもたちも楽しみながら学べるよう工夫されています。

出典:リビング東京Web

伊藤忠商事は、創業者である近江商人・伊藤忠兵衛氏の精神に立ち返り、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」を企業理念に据えています。この「三方よし」の考え方に基づく、社会全体に貢献するという使命感は、SDGs(持続可能な開発目標)の理念とも深く結びついています。その実現を目指し、情報発信の拠点として「ITOCHU SDGs STUDIO」が設立されました。

このスタジオ全体では、SDGsを生活者一人ひとりが身近に感じ、我が事として捉えられるよう、さまざまな情報が提供されています。たとえば、子どもたちが遊びながらSDGsに触れられる「KIDS PARK」(入場無料・事前オンライン予約制)や、食を通じてSDGsを体験できる「星のキッチン」など、多彩な施設が併設されています。今回訪れたギャラリーでは、SDGsに関連したテーマに焦点を当てた企画展示が行われており、ITOCHU SDGs STUDIO主催のものに加え、外部のSDGsに関わる団体が主催する展示も開催出来る様、場所を無償貸出しているとのことです。

元記事で読む
の記事をもっとみる