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ストレス過多で肌荒れ!【抗炎症】スキンケア&生活習慣を医師が解説

  • 2024.9.5
教えてくれたのは……

皮膚科・内科医

友利新先生

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皮膚科医・内科医。クリニックに勤務しながら、医師という立場から美容と健康を医療として追究し、メディアを通じて、美しく生きるための啓蒙活動を行う。動画配信も大好評。

肌悩み沼にはまる読者のお悩みにアンサー!

Q. ブライトニングケアを頑張っているのに、くすみが晴れた気がしません。

A. なかなか改善しない肌悩みの原因は、酸化・糖化・炎症にあるかも!

友利新先生

酸化はサビ、糖化はコゲ、炎症は火事。この3つは細胞にダメージを与える、老化の三大要因なんです。ちゃんとスキンケアしているのに結果が出ないのは、生活リズムや食事によってダメージ要因が進行しているせいかも。ダメージをケアできるコスメを使いつつ生活習慣を見直し、老化の進みにくい体に整えると変化が出るはず!


Q. 抗酸化ケア・抗糖化ケア・抗炎症ケアが大事だと聞いても、自分が何をしたらいいかわかりません。

A. 肌悩みだけでなく、生活習慣の傾向から、強化すべきケアを判断して!

友利新先生

医師であっても、肌を見ただけで「あなたは酸化が進んでいます!」とは断言できません。とはいえ、シミやくすみは酸化、たるみやシワ、くすみは糖化、炎症はこれらすべての肌悩みが表れがちではあります。自己診断は難しいと思うので、生活習慣を改めて確認して、当てはまるものが多い項目を重点的に改善していくといいのでは?


スキンケアだけでなく、インナーケア、生活習慣の改善もあわせて行って、初めて肌は変わります!

一番多くチェックがついたもののケアを強化!

【酸化度チェック表】

  • くすみやシミが気になる
  • つねに疲労感がある
  • 紫外線を浴びることが多い
  • 飲酒や喫煙をする
  • ハードな運動が好き

【糖化度チェック表】

  • 肌のたるみや黄ぐすみが気になる
  • ジュースやお菓子をよく摂取する
  • コンビニのおにぎりや麺類など単品で食事を済ませがち
  • 運動不足
  • 外食が多い

【炎症度チェック表】

  • 肌の赤みや肌あれが気になる
  • ストレスが多い
  • 食生活が乱れがち
  • 便秘または下痢など腸の調子が悪い
  • 寝不足ぎみ
  • 【抗酸化ケア】はこちらをチェック!
  • 【抗糖化ケア】はこちらをチェック!

ストレス過多・腸内環境悪めの赤ぐすみ肌には抗炎症ケア

挑戦するのは……

VOCE編集

加茂日咲子

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・肌状態が安定しない
・すぐに赤みが出て乾燥する
・ストレスが多く睡眠不足

◆1ヵ月の宿題友利’s ADVICE:鎮静ケアはマストで! 抗酸化・抗糖化ケアも意識

【サプリ】腸内環境を整える&抗酸化サプリも導入

友利新先生

炎症の抑制には腸内環境を整えることが有効とされているので、まずは腸内細菌の多様性を保つ努力を。同時に、炎症を引き起こす酸化を抑えるような抗酸化ケアも必要になります。サプリだけでなく、食事でも心がけるように。


ビフィズス菌が1袋に10億個以上!
アルティミューン™︎ プロバイオティクス パウダー
アルティミューン™︎ プロバイオティクス パウダー

30袋 ¥6480(編集部調べ)/SHISEIDO

飲みやすいパウダー状。

抗酸化成分や美肌成分がたっぷり!
アスタリフト サプリメント ホワイトシールド
アスタリフト サプリメント ホワイトシールド

60粒 ¥4320/富士フイルム

アスタキサンチンやポリフェノールも配合。

【スキンケア】抗炎症をメインに、抗酸化・抗糖化ケアも

友利新先生

炎症がじわじわ長く続く慢性炎症と糖化は、酸化ストレスを後押しする要因に。そして酸化は炎症を引き起こすことになるので、結局3つすべてのケアが必要。抗炎症ケアはすべてのスキンケアのベースと考え、多角的なお手入れをすべき。


美白・肌荒れ防止有効成分を配合
薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション
薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション

〈医薬部外品〉200ml ¥3850(編集部調べ)/コーセー

グリチルレチン酸ステアリル配合。

泡立たない洗顔料で潤いキープ
イハダ 薬用うるおいミルク洗顔料
イハダ 薬用うるおいミルク洗顔料

〈医薬部外品〉140ml ¥1760(編集部調べ)/資生堂

肌荒れを防ぐ。

肌の全層でくすみをケアし透明感アップ
アスタリフト ホワイト アドバンスドクリーム
アスタリフト ホワイト アドバンスドクリーム

〈医薬部外品〉30g ¥5500/富士フイルム

くすみケアに。

【生活習慣】・ストレスを溜めない生活を心がける・スキンケアでの摩擦を避ける

友利新先生

ストレスや睡眠不足、腸内環境の乱れなどが、慢性炎症の原因とされています。また、ゴシゴシこする、強すぎる洗浄料で洗うなどの摩擦や刺激は急性炎症の原因に。どちらにしてもくすみにつながるので、気をつけましょう。


1ヵ月のチャレンジの記録

お香を焚いてリラックス

お香を焚いてリラックス
加茂日咲子

リラックスタイムを増やそうと思い、夜はお香を焚くことも。できるだけゆったりした気分になるような空間づくりを心がけてます。


朝晩のコットンパック

加茂日咲子 朝晩のコットンパック
加茂日咲子

雪肌精の化粧水で朝晩コットンパック。上まぶたの赤みも気になっていたので、目まわりまでしっかり覆って4~5分置いてます。


サプリも忘れずに!

加茂日咲子 サプリも忘れずに!
加茂日咲子

アスタリフトは朝、アルティミューンは夜に摂取。とくにアルティミューンは個包装なので、編集部にも置いておいて飲み忘れを防止。


吹き出物やくすみが1ヵ月で激減!

あごまわりのニキビや顔全体の赤みが消え、くすんだ印象も劇的に改善。「仕事が忙しくなり睡眠不足が続くと肌状態はやっぱり不安定にはなるのですが、戻りやすくなったと感じます。続ければもっと効果が出そう……!」

\全体に赤みがあってあごまわりにニキビも/

加茂日咲子 BEFORE

\肌色が明るくなって化粧ノリもアップ!/

加茂日咲子 AFTER

撮影/市谷明美(人物)、伊藤泰寛(静物) 取材・文/穴沢玲子

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