ワガママ姑「お中元は高級肉しか認めん！」「買い直してきて！」アポ無し訪問に絶句！

何でもかんでも他人にタカってくる、がめつい人に悩まされてはいませんか？
距離を置ければよいのですが、その相手が姑ともなると、なかなか難しいようで……。
今回は、筆者の知人から聞いた、厄介すぎる【非常識姑】に関するエピソードをご紹介します。

姑と馬が合わない

私は、会社で出会った彼と5年交際し、昨年結婚しました。

義父も義妹も、夫と同様みんなとても優しい人。

すぐ打ち解けられて仲良くなれたのですが、1人だけ、姑とはどうも馬が合いませんでした。

というのも、どう考えても姑がかなりの非常識者だったからです……。

「手土産にしては安物ねえ」
「私、今月誕生日だけどプレゼントは？」

そう、姑は何でもかんでもタカってくる人だったのです！

自分に関することにはかなり前々からいろいろ注文してくるくせに、せっかくプレゼントしてもお礼の言葉は一切ありません。

逆に、指定しておいて難癖をつけてきたり、私たちがお土産を持って義実家に行っても『もったいないから』と出してくれるのは水のみ。

嫁いびりかとも思いましたが、夫によるとどうやら昔からその性格らしく。

『トラブルに巻き込まれてばかりで散々だった』と漏らす夫に、心底同情しました。

不満が溜まるなか迎えた今年の夏、当たり前のように姑から要求電話が。

「そろそろお中元の時期ね」
「私、この高級肉がいいわ♡」
「待ってるから、早く送ってね」

『今回ばかりはわがままに従わない！』と、夫と相談して、姑の要求は無視することに。

それでも一応お世話になっているから、と洋菓子セットを送ったのですが……。

「何よこれは！？」
「非常識にも程があるわ！」
「ありえないから買い直して」

お中元を確認した姑が、夜10時ごろアポもなく我が家に押しかけてきたのです！

あまりの剣幕に困っていると、夫から連絡を受けた義父が登場。

「非常識なのはお前だ！」
と一喝してくれて、そのまま姑を強引に引っ張って帰って行きました。

その後、とても温厚な義父が大激怒して、2人は離婚寸前までいったそう。

姑に悪気はなかったのかもしれませんが、さすがにそれ以降は大人しくなりました。

【体験者：30代・女性会社員、回答時期：2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。