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中沢元紀“航平”、小林虎之介“太一”がいかに大切な存在か吐露する様子に「嗚咽するほど泣いた」の声<ひだまりが聴こえる>

  • 2024.9.5
真剣な表情で話をする中沢元紀“航平”と小林虎之介“太一” (C)「ひだまりが聴こえる」製作委員会
真剣な表情で話をする中沢元紀“航平”と小林虎之介“太一” (C)「ひだまりが聴こえる」製作委員会

【写真】中沢元紀“航平”とお弁当を食べながら睡魔に襲われる小林虎之介“太一”

中沢元紀と小林虎之介がW主演を務めるドラマNEXT「ひだまりが聴こえる」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第10話が、9月4日に放送された。航平(中沢)が太一(小林)のことを大切に思う様子が描かれ、涙があふれた。SNSでも「最後の航平の言葉、本当に涙が止まらなくて…」「嗚咽するほど泣いた」「30分でここまで感情動かしてくるこのドラマすごい」と感動のコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)

不器用な二人の心を繊細に描いたヒューマンラブストーリー

本作は、文乃ゆきによる同名コミックが原作。難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生の杉原航平(中沢)と、明るくまっすぐな性格の同級生・佐川太一(小林)が、聴覚に障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”によってつながっていく姿を描く、切なくもはかないヒューマンラブストーリー。

また、太一の友人・横山智紀(通称:ヨコ)を宇佐卓真、同じく太一の友人・安田哲(通称:ヤス)を夏生大湖、料理教室の先生である航平の母・杉原涼子を西田尚美、太一の祖父・佐川源治をでんでんが演じる。

太一、手話をビジネスとする会社でアルバイトすることに

大学生の杉原航平は、中学の頃に突発性難聴を発症して以来、人と距離を置くことが当たり前になっていた。ひょんなことで彼と出会った同級生の佐川太一は、聴覚障がいのある生徒に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”に自ら名乗り出て、1回につきお弁当1個を条件に航平のノートテイカーとなる。

手話をビジネスとする会社「sig-n」でアルバイトとして働くことを決めた太一。しかし、不慣れなパソコン業務やトレーナーの千葉(大東駿介)との意識の違いを痛感する。

航平「太一と会えたから俺は今の俺で良かったって思えたんだ」

忙しさのあまり、授業中や食事中さえも睡魔に襲われている太一の姿に、航平は心配しながらもどこか不安な気持ちに。

そんなある日、太一は突然「俺が、大学やめるって言ったらどうする?」と航平に尋ねる。ぼうぜんとする航平だったが、太一からやりたいことがわかったと聞いた航平は「俺はもう太一が居なくても平気だよ」と告げてしまう。

その後、マヤと雑談していた航平は、話の流れでマヤから太一のことが好きなのかと聞かれる。航平が肯定すると、なんでよりによってあの人なのかと非難するマヤ。航平はため息をついてから「マヤはもし、こういう耳じゃなかったらって思ったことない? 俺はあるよ、何度でもある」と言う。

そして、航平は「太一と一緒にいるうちに思い出しんだ。講義の内容よりも教授の冗談を一生懸命に教えてくれて、気がついたら俺も一緒に笑ってた。太一と会えて良かった。太一と会えたから俺は今の俺で良かったって思えたんだ。だから…」と声を震わせながら続け、「もう少しだけこのままで居たかった」と心のなかでつぶやくのだった。

航平にとって太一がいかに大切な存在なのかと伝わってきて、涙が溢れてきた。SNSでも「最後の航平の言葉、本当に涙が止まらなくて…」「嗚咽するほど泣いた」「もう有り得ないくらい泣けてきた…」「30分でここまで感情動かしてくるこのドラマすごい」と感動のコメントが寄せられた。

◆構成・文=牧島史佳

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