3ステップで完了！40・50代の効率的なメイク直しの方法

まだまだ日中の気温が高い季節が続きそうです。

メイク崩れに悩む人も多いのではないでしょうか？

エステティシャンの資格を持つ筆者が、40・50代におすすめのメイク直しの方法をご紹介します。

「加齢とともにメイクが崩れやすくなった」と感じたことはありませんか？

これは、実際に年齢とともに、下記のような変化が肌に起こるからです。

・肌表面の水分が減少、乾燥しやすくなる

・乾燥により水分と油分のバランスが乱れる

・皮膚が薄くなる

・ターンオーバーが遅くなる

・皮膚の潤いや弾力が減る

・汗や皮脂といった天然の保湿因子が減少する

これらの肌の変化が起こると、化粧下地やファンデの浮きが起こりやすく、メイク崩れの原因となります。

メイクが崩れやすい肌環境ということはわかったものの、メイク直しに手間はかけられないのが忙しい40・50代。

そこで、効率の良いメイク直しの方法を紹介します。

まずは15〜20cmほど離れた距離から、化粧水をシュッと顔全体に軽く吹きかけます。

余分な汚れやヨレてしまったメイクを浮き上がらせて、ティッシュで優しく押さえてオフします。

このとき使用する化粧水は、ミストタイプであれば、メイクの上から使えるものでもスキンケアの時に使用する化粧水でも、どちらでも大丈夫です。

肌全体にまんべんなく、適度に水分を乗せられるタイプのものを選びましょう。

ティッシュオフした後、乾燥やテカリが気になる眉間、目の下、頰、ほうれい線の溝、口まわりに、乳液やバームなどで軽く保湿をします。

「テカる部分も？」と思いがちですが、40・50代のテカリは水分と油分のバランスが崩れることで起こることが多いため、どちらも保湿しておきましょう。

細かな部分は、綿棒を使うと塗布しやすいのでおすすめです。

最後にファンデーションを使って整えます。

まずはファンデーションを取らずに、全体的にスポンジを使ってファンデをならします。

その後、ファンデーションをのせます。

ファンデーションのタイプは使いやすいもので構いませんが、保湿成分が配合されたものを使用し、重ねすぎないように注意しましょう。

何度も重ねてしまうと、再びメイク崩れが起こりやすくなるため、メイク直しの回数が増えてしまいます。

最後にフェイスパウダーを重ねて完了です。

パウダーを使うことで、直した部分をカモフラージュでき、さらなる崩れにくさにつながります。

「日頃からメイク直しが多い」と感じる人は、この機会に、崩れやすい環境になっていないかもチェックしてみましょう。

普段のスキンケアでしっかり保湿するとともに、何種類もの化粧下地やファンデーションを使っている場合は、日焼け止め成分が配合された下地などを使ってアイテム数を減らしたり、密着感が高まるスポンジを使ったりするのがおすすめです。

忙しい40・50代におすすめのカンタンメイク直しを紹介しました。忙しい40・50代は時間が勝負。崩れにくい状態とカンタン手直しで、効率よくきれいな状態をキープしましょう。

（ヘルス＆ビューティーコンシェルジュ西川美佐子）