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【国分寺】あつ〜い時は室内で歴史のお勉強「国分寺市文化財資料展示室」

  • 2024.9.5

こんにちは!リビング多摩Web地域特派員のKoharu(こはる)です。

夏も終わりに近づいてきましたがまだまだ暑いですね。そんな暑い日でも涼しい室内で約1,300年前の歴史が学べる場所が国分寺にはあります。今回ご紹介するのは「国分寺市文化財資料展示室」です。

入場料無料なのに見応えあり!

「国分寺市文化財資料展示室」があるのは国分寺市立第四中学校の敷地内。西国分寺駅からなら府中街道を南下し、武蔵国分寺跡方面に左折した先にあります。

出典:リビング多摩Web

この「国分寺市文化財資料展示室」は、武蔵国分寺跡の僧寺と尼寺の中間地点にあり、中学校建設時に発掘した出土品などを展示している場所です。

出典:リビング多摩Web

展示室のあるこの場所は武蔵国分寺を営繕する施設(修理院:すりいん)と考えられる場所で、鍛冶工房跡が見つかっており、そこから出土した瓦や鉄製品なども展示しているそうですよ。まさに、ここの「国分寺市文化財資料展示室」あたりから見つかったなんて!約1,300年もの昔に立っているような気分が味わえます。

中世の国分寺周辺の歴史が学べる

この「国分寺市文化財資料展示室」では中世の国分寺周辺についても学べるように、板碑(石製の供養塔)などの出土品とともにパネルで紹介されています。

出典:リビング多摩Web

パネルで武蔵国分寺についての説明があるのでここで、しっかり学んでから現地を見に行けばさらに理解も深まるというもの。

出典:リビング多摩Web

貴重な品々が説明パネルで説明されているので一つ一つ見入ってしまいます(上写真3点は複製品。実物は武蔵国分寺跡資料館にあります)。

出典:リビング多摩Web

目の前にあるものは「どんな人が作ったのかな〜」とか「どんな工房で作ったのかな〜」なんて想像するだけでワクワクしますね。

出典:リビング多摩Web

ビデオでわかりやすく学ぶ

武蔵国分尼寺跡の整備事業を紹介しているビデオコーナーもあります。

出典:リビング多摩Web

ビデオで説明してもらうとわかりやすくていいですよね〜。

全国の国分寺の瓦が勢ぞろい

入り口に続く部屋の隣の部屋には「住田正一古瓦コレクション」があります。

出典:リビング多摩Web

このコーナーは古瓦研究者として活躍された住田正一さんのコレクションで、全国の国分寺を周って収集された瓦が展示されています。

出典:リビング多摩Web

一箇所で色々な国分寺にまつわる瓦を見ることができるのは集めた方に感謝。

出典:リビング多摩Web

「国分寺市文化財資料展示室」は室内の施設。暑い夏にはもってこいの施設ですね。是非お子さんと一緒に国分寺の歴史を学びに行ってみませんか〜?

国分寺市文化財資料展示室
住所:東京都国分寺市西元町3-10-7
電話番号:042-323-3231
開館時間:午前9時から午後5時(入館は午後4時45分まで)
休館日:月曜日(祝日・休日の場合はその翌日の平日)、年末年始(12月29日から年1月3日まで)
駐車場:なし
交通アクセス:〈電車〉JR西国分寺駅南口より 徒歩約20分
〈バス〉国分寺市循環バス「ぶんバス」万葉・けやきルート
京王線府中駅より 「京王バス」系統番号〈国01〉〈国02〉〈国03〉〈府21〉
JR国立駅南口より 「京王バス」系統番号〈国01〉〈国02〉〈国03〉
いずれも「黒鐘公園入口」下車 徒歩約2分
ホームページ:https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005196/1004249.html

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