「DMMオンラインクリニック」の立ち上げ　私はまだまだ成長できる！キャリアの軸として向き合った新規事業

40歳といえば、キャリアや人生、あらゆる節目になる年代。どんな40歳になっていたい？ 40歳の今どんなことを考えている？ どんな40歳だった？ 「40歳」をキーワードにあらゆる人々の「40歳」をひも解きます。多様性の現代で昔以上に正解はないからこそ、自分自身が納得できる「今」を見つけるきっかけに。

医療をもっと身近に、利用しやいサービスに

「DMMオンラインクリニック」（※1）サービス開始約2年で診療件数55万件（※2）を突破

DMM.comは1999年に設立し、動画配信やFX、英会話、ゲーム、太陽光発電、3Dプリンタをはじめ、分野を問わず多彩なコンテンツを提供しています。2021年12月に医療機関と提携し「DMMオンラインクリニック」のサービスを開始。提携先医療機関ではAGA、花粉症、メディカルスキンケアなど現在12の科目で当サービスを通じて診療を行なっています。続けやすい価格と使いやすいサービスで、医療を身近にし、人々のQOL向上の実現を目指しています。

事業の立ち上げに従事したヘルケア事業部 保険診療部 部長 水上真由子さんは、医療分野は未経験。それでもリーダーとして判断し、事業拡大へと進めていけた経緯を聞きました。

※1 DMMオンラインクリニックは合同会社DMM.comが運営するオンライン診療のプラットフォームサービスの名称です

※2 診療件数は2022年4月〜2024年2月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績（薬の発送実績を含む）です。診療は提携先医療機関が行います

DMM.com ヘルケア事業部 保険診療部 部長 水上真由子さん／写真提供 DMM.com

40代の軸となるキャリアとして向き合った

オンライン診療事業の立ち上げ

「DMMオンラインクリニック」は2021年12月に医療機関と提携し、サービスを開始。DMMオンラインクリニックを利用したオンライン診療の実績は、約2年で55万件（※2）を突破しました。2024年3月からは診療受付時間を拡大し、平日、土・日曜、祝日ともに24時間対応可能になり、さらに使いやすいサービスを提供しています。

私のミッションとしては提携先医療機関が運営するクリニック「キュアステーション」の運営サポート、新規部署としての組織や業務の最適化です。現在「キュアステーション」の3院目が開院準備中です。新しい組織のため困難なこともありますが、少しずつ事業・組織として整備しながら準備を進めています。

※2 診療件数は2022年4月〜2024年2月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績（薬の発送実績を含む）です。診療は提携先医療機関が行います

半年に一度のペースで繰り返される異動

変化を求めて生まれたチャンス

今でこそ、部長という役職で医療業界に関わらせていただいていますが、入社時はこのような業界で働くとは思っていませんでした。DMMでは、半年に一度のペースで部署異動があり、荒野に投げ出されては整えることを繰り返してきました。変化が多い環境だからこそ生まれたチャンスが、今のポジションにつながっていると感じています。

そもそも私にとってはDMMは7社目ですし、環境の変化は私自身が求めているものかもしれません。そんな働き方が認められたのだと、ポジティブすぎるくらいに捉えています。

慎重さとスピード感を持ってやり抜く

リーダーとして「判断し続ける」困難さとやりがい

異動によって所属する事業部が変わることもあれば、事業部内で営業、CS、企画、経営管理、仕入れ、製造等と業務が変わることもありました。事業に精通してもいなければ、業務に精通しているわけでもないのに、リーダーとして判断していかなければいけない。事業部の方針をくみ取りながら、メンバーに指示を出し、正確に判断する。このような日々が続き、毎日頭はフル回転。回転を止めれば完全休止で再起動に時間がかかる、という感じでした。

でも、それがなくなると刺激が足りないと感じてしまい…完全に贅沢病ですね。判断が続くことに少々苦戦しましたというのが本心です。慎重さとスピード感をもってやり抜く「えいやー」の狭間ですね。

私のキャパはこれくらい…

自分ができることに後ろ向きだった40歳

40歳のころ、まだまだ新しいことに挑戦したい気持ちでしたが、自身のスキルやその頃の失敗などで「私のキャパはこれくらい」と自分の限界を決めてしまっていました。そして、そのキャパの範囲で何ができるかな、と考えていた気がします。今思えば、少し後ろ向きだったかもしれません。

環境の変化は悩みから抜け出す突破口

とはいえ、まだまだ働き続ける、働きたいと考えたとき、環境が変われば何か変わるきっかけになるだろうと、これまたほぼ思いつきでしたが10年勤務した会社から転職しました。過去の転職とは違い、一定のキャリアと役職を持っての転職、かつ全くの異業界だったのでそれなりのプレッシャーもありましたが、その刺激がキャリアの悩みから抜け出すきっかけになりました。

写真提供 DMM.com

「私のキャパはこれくらい」と決めつけていた私に、仕事を任せてくれる上司と、頼りないと思いながらもついてきてくれている部下。それらに必死に応えようと前向きになったのが40代前半。判断を誤ることも多々ありましたが、本当に恵まれた環境に甘えながら前進する。これを繰り返した結果が今だと思っています。

まだまだ、上昇したいし成功体験は作っていきたいですが不思議と焦りはなく、「何とかなるか」の気持ちで楽しませていただいています。そんなことを言うと「気合入れろ」と上司に言われそうですが、心の余裕を持つために自分のペースはある程度、大事にしたいなと思います。

私はまだまだ成長できる！

学びと謙虚な姿勢を持って挑戦し続ける

現在45歳の私ですが、まだまだ成長できる機会が多いと感じています。なぜならDMMは挑戦することを応援する環境であり、事業のスピードが早いからです。ヘルスケア事業は立ち上げから3年も経っていませんが、多くの新規サービスが次々と立ち上がっています。

最近始めたAGA治療スタイル「おうちAGA」では、これまでの通院を必要とする「効果はあるが、お金も時間もかかる」のが常識であった治療から、おうちで診察を受けてお薬も受け取れ、お求めやすい価格で治療に気軽にトライすることができる新しい治療スタイルを作っています。

医療は人々の生活の質に影響するため、快適な生活のサポートを目指し、私たちの事業は常に新しいことに挑戦しています。私も常に学びと謙虚な姿勢を持って、これからもどんどん挑戦していきたいと思います。

趣味のゴルフは前職の取引先や現職の同僚らと回ることが多く、ストレス発散の場にも／写真提供 DMM.com

シンプルかつリーズナブル、QOLに繋がる医療体験

DMMオンラインクリニック「おうちAGA」

DMMが提供するオンライン診療プラットフォームサービス「DMMオンラインクリニック」では、AGAの不安を抱えるあらゆる層のQOL向上を目指し、よりシンプルかつリーズナブルで選びやすくなった「おうちAGA」プランの提供を2024年6月にスタート。

20～30代の予防需要や現状維持層も増加

DMMオンラインクリニック提携医療機関の医療法人社団DMH新橋クリニック院長 辛島史憲先生によると「予防や早期治療の重要性が浸透したことにより20～30代の患者が増えている。同僚や友人間で情報交換したり、家族やパートナーから勧められて受診する方も増えている」と言います。

悩みながら自力でできることを試し切り、意を決し病院を訪れるような従来のAGAのイメージとは異なり、ヘアケアやメンズ美容のように、より身近でカジュアルな選択肢としてAGA治療が認識されはじめているそうです。

※DMMオンラインクリニックは合同会社DMM.comが運営するオンライン診療のプラットフォームサービスの名称です。診療は提携先医療機関が行います

CMにはアンガールズ・田中卓志さんが出演中

DMMオンラインクリニック「おうちAGA」