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散らかった部屋、どこから手をつければいいの!? モチベーションアップに繋がる“理系夫流”整理整頓術とは?

  • 2024.9.5

「お洒落で洗練された部屋に住みたい!」

多くの人がそう思っているのではないだろうか。かく言う私もそのひとりだ。しかし、現実の私の部屋は物に溢れていてどうにも落ち着かない。この環境を打破したいが、なかなか改善できずにいる。そんな私と同じ悩みを抱えている方々にぜひ、はちみつコミックエッセイから刊行されている『理系夫のみるみる片付く! 整理収納術』(くぼこまき/オーバーラップ)を読んでもらいたい。

本作ではタイトルの通り作者・くぼこまき先生の理系の夫(以下理系夫さん)による整理整頓術が紹介されている。「自身が理系で合理性に欠けることはしたくない、片付けにルールがあるなら初めに知っておきたい」という理由から整理収納アドバイザー1級の資格を取得した理系夫さんのアドバイスは、どこを読んでも分かりやすい。

第2話では部屋の全部を片付けることにプレッシャーを感じていたこまき先生に、理系夫さんが「全部片付けるんじゃなくて一つだけでいいよ」と声を掛け、片付けのハードルが低い玄関から着手し始める様子が描かれていた。

このエピソードが特に印象的で、早速私も手始めに医療品をまとめて入れていたボックスだけ整理整頓を実践してみた。するとどうだろう。「無い」と思って買い足していた絆創膏、日焼け止めクリームetc……。よくよく探せば「ある」物が箱の底からわんさか出て来るではないか。使わない物を適当に積み重ねて置くことで「片付けた」つもりになっていたのである。一つ片付けることで、一つの成功体験を獲得し次の場所の片付けのモチベーションアップに繋がっていくことを教わった。

家の中のリビング・キッチンなどの物理的な収納方法に限らず、今まで撮影した写真・ビデオのデータといったデジタル面の整理整頓についても記載されているので、一気に片付けようとせずに自分が今特に片付けたいものを作中のエピソードからフォーカスして整理整頓にチャレンジしてみてはいかがだろうか。その繰り返しの先に、理想の部屋が待っているはずだ。

文=ネゴト/ 花

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