【天才レミさんの手作りアイス】大根×蜂蜜で「大根のシャーベット根」に挑戦！濃厚な蜂蜜がなぜかあっさり♪

2月27日放送のバラエティ番組『家事ヤロウ!!!』では、テレ朝開局65周年企画スターお宝レシピ25連発と題し、テレビ朝日で放送された古い料理映像とそのレシピを紹介していました。独創的かつ天才的なアイデアをレシピに落とし込む料理家・平野レミさん考案の「大根のシャーベット根」も登場。蜂蜜とレモン汁に大根を漬けてその水分をシャーベットに、残った大根を漬け物にしていました。無駄なく2品作れるアイデアレシピに挑戦！



材料はたった3つ♪「大根のシャーベット根」を作ってみた！

【材料】（作りやすい分量）
大根…400g
蜂蜜…150g
レモン汁…大さじ2

1. 大根の皮を剥いて薄いいちょう切りにします。

今回は直径8.5cmの太めの大根を8cm使いました。大根を2～3mm幅の輪切りにしてからいちょう切りにしました。

2. ポリ袋に大根、蜂蜜、レモン汁を入れて軽く揉み、大根から水分がたっぷりと出るまで2～3時間漬けます。

大根に蜂蜜が絡むようにやさしく揉みました。

今回は3時間常温で漬けました。室温が高い場合は冷蔵庫で漬け込んでくださいね。

3. 大根の水分を絞り、絞り汁を容器に入れて冷凍庫で凍らせます。

3時間経つと大根から水分が出て、サラサラの蜂蜜シロップに変わりました。

計量してみると約300mlの蜂蜜シロップに♪

容器に入れて冷凍します。今回は半日ほど凍らせました。

4. 凍ったシャーベットをスプーンですくって器に盛り付けます。

半日ほど凍らせましたが、アイスディッシャーでサクサクとすくえるやわらかさ！ジュースなどで作ったシャーベットとは明らかに硬さが違います！器に盛り付けていただきましょう♪

これが大根シャーベット⁉と驚きの味！蜂蜜の濃厚な甘さだけが広がる♡

平野レミさん考案の『大根のシャーベット根』がこちら。蜂蜜らしい淡い黄金色のシャーベットに仕上がりました。

冷凍庫から出して5分も経たないうちにゆるゆると溶け、写真に収める頃にはシロップにシャリシャリとしたかき氷が浮かんでいるような状態に。

食べてみると蜂蜜の濃厚な甘さが広がってとっても甘い！でも氷なのでさっぱりいただけます。大根の水分で作りましたが、大根の味は一切分からず、蜂蜜が甘いのでレモン汁の酸味も分かりません。

冷た～い蜂蜜ドリンクを食べているような気分。甘くても体に良さそうなので罪悪感無く食べられるシャーベットでした♪



残った大根を「はりはり漬け」にアレンジしてみた！

水分を絞った大根は調味料を加えて「はりはり漬け」に活用出来るとのこと。レシピは紹介されていなかったのでネットで「はりはり漬け」のレシピを調べて、オリジナルの分量で作ってみます。

「はりはり漬け」の大抵のレシピではしょうゆ、酢、砂糖、昆布、唐辛子が使われていました。蜂蜜漬けの大根はそのまま食べてみると、蜂蜜の甘さが付いていたので砂糖を加えずに作ることにします。

蜂蜜漬けの大根は約175gあったので酢としょうゆを各大さじ2杯、刻みこんぶをひとつまみ、輪切り唐辛子を5個程度加え、ラップを密着させて漬けました。

味がしっかりと馴染むように冷蔵庫で半日ほど漬けてみます。途中、数回混ぜて全体に味が染み込むようにしました。

半日漬けた、蜂蜜漬け大根を使った「はりはり漬け」です。食べてみると、しょうゆの味が薄く甘酢漬けのような味わいでした。でも、蜂蜜の風味がしっかりと付いているので、砂糖で作った甘酢漬けとは異なるおいしさ。

もう少ししょうゆの味わいが強い方が「はりはり漬け」らしくなると思うので、酢としょうゆの割合は1：2にした方が良かったかも。

大根の食感はパリパリと歯ごたえが良く「はりはり漬け」風漬け物として、ご飯のお供にぴったりでした。

大根、蜂蜜、レモン汁だけでヘルシーな甘さのソフトシャーベットを作れる！

平野レミさん考案の『大根のシャーベット根』は、大根の蜂蜜漬けから出来た水分をシャーベットにするという驚きのアイデアレシピでした。

蜂蜜は冷凍しても凍らない性質があるため『大根のシャーベット根』がガチガチには凍らず、軽い力でスプーンですくえたのがとても良かったです♪でも、すぐに溶けてしまうというデメリットも感じました。

ただ、溶けても冷た～い蜂蜜ドリンクになるので、それはそれでおいしくいただけますよ！

水分を絞った大根もおいしい漬け物としてアレンジ出来るので、無駄なく、おいしく2品作れるのがさすがレミさんアイデアレシピ！だと感じました。

ちなみに上記の分量で作ると2人分くらいのシャーベットを作れましたよ。とっても甘いのに、大根、蜂蜜、レモン汁だけで出来ているので罪悪感無く食べられておすすめです！

※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。