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食事の遅い子どもに《劇的効果》アリ!?食事のスピードが変わる簡単で意外なアイデアとは?ダイエットにも応用できそうな《育児ハック》

  • 2024.9.5

食事のが進まない子どもにイライラ…つい「早くしなさい」っていいがち

待ってあげたいけど…ちょっとスピードアップしてほしい…
待ってあげたいけど…ちょっとスピードアップしてほしい…

子育て中に、子どもの食事がなかなか進まなくて「早く食べなさい!」と怒ってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。もし、「お皿」を変えただけで子どもがモリモリと食べ始めるというなら、ちょっと試してみたくなりませんか?

お皿を変えるアイデアは、X(旧ツイッター)の投稿から話題になった育児ハック。当時の投稿者によると、子どもに出した食事は普段と変わらない量にもかかわらず、「足りない」と言いだすほどだったそうです。投稿を見た人たちからは、「ありがたい情報!これは試してみなきゃ」「子育て世代はこういう情報を待ってたよ~」といった喜びの声が相次いでいました。

“錯視”が効果的?

さて、どんなお皿に変えたのでしょうか?投稿者は「いつもの2倍大きいお皿でご飯を出したら、20分で食べ終わった」とコメントしています。なぜお皿を変えただけでご飯を早く食べられるようになったのか、秘密を探っていきましょう。

イギリスのケンブリッジ大学では“大きい器にすると食べる量が増える”という研究結果が出ていて、小さい器の場合は満腹感がでやすいとの報告も。子ども用の小さな器だと「量が多くて食べられない」と感じてしまい、逆に同じ量のご飯でも大きな器で食べると少量に見えるため、「もっと食べられるかも!」と感じるられるようです。

お皿の大きさを変えることで、食べ物の量が多く見えたり少なく見えたりする現象を「デルブーフ錯視」といいます。アメリカ・コーネル大学がおこなった実験では、お皿の大きさを直径30cmから25cmに変えただけでカロリー摂取量が平均22%減少することが明らかに。お皿を小さくすると食事量が減り、ダイエットに効果的とされています。

高校生と中学生の食べ盛りのお子さんをもつAさんは、実際にお皿を大きいものに変えたら子どもから不満が出たと言います。「ワンプレートランチ用にこれまで使ってたのより一回り大きめいお皿を購入したのです。いつも通りの量のチャーハンを新しいお皿に盛り付けて出したところ、子どもたちは『なんか少なくない?』『今日のご飯少なかった』と言ったんです。中高生でこれなので、小さい子ならもっと効果があるのではないでしょうか。おかげで食費が……(苦笑)。食の細い子にも是非試してみて欲しいと思います」

食事が遅い原因はさまざま

食事が遅い原因はさまざま
食事が遅い原因はさまざま

しかし、子どもの食事が遅い原因はそれだけではありません。「そもそも好き嫌いが激しい」「食事のイスとテーブルが合っていない」「遊びに気が取られて食事に集中できていない」など理由はさまざま。単純に「お腹が空いていない」「反抗している」ことも考えられます。

また、子どもの成長過程によって食べない理由も変化。1~3歳の小さな子どもには「気持ちが食事に向くような声かけをする」、4~5歳の子どもには「盛り付け時に一緒に量を決める」など、成長過程に寄り添った工夫が必要なようです。

子どもはいつか大きくなるもの。成長過程のひとつと捉えて気長に見守れば、食事の悩みも軽くなるかもしれませんね。

(LASISA編集部)

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