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10代でもスマホで老眼に!? YouTubeでおなじみの眼科専門医が解説する、現代人の目のケア方法とトラブル対処法

  • 2024.9.5
ダ・ヴィンチWeb
『名医が教える!目のトラブル解決大全』(平松類/KADOKAWA)

手元が見えにくくなり、そろそろ老眼鏡が必要なのかと実感するのは40代になってから、と思っているのは私だけではないはず。老眼というと、親が近眼のメガネを新聞を読むときだけ、頭の上に乗せていた姿が頭をよぎりますが、昨今では10代や20代でも「スマホ老眼」という老眼が流行っているらしいのです。

YouTubeでもおなじみの眼科医・平松類氏の著書『名医が教える!目のトラブル解決大全』(KADOKAWA)によると、「目の老化現象の象徴ともいえる老眼ですが、実は見える距離のレンジが狭くなる症状のことを指しているだけなので、『若いからならない』ということではありません」との記述が!

パソコンやスマホ、ゲーム機器などのデジタルデバイスの出現によって現代は目にかかる負担は大きくなる一方。そのため、目のピントの調節機能が低下しているのは40代以降に特化した話ではなく、生まれた時からデジタルデバイスに囲まれている10代や20代でも、すでに老眼鏡が必要になっている人がいるそうなのです。

そんな若いうちから老眼になってしまったら治療方法や解決策は、老眼鏡をかける、レーシックやICLなどの手術をする以外にないのかと思いきや、身近なものでのトレーニング方法が紹介されていました。

それは、100円均一ショップなどで手に入る「+2.0」程度の老眼鏡をかけた状態で5分ほど遠くを見たり、少し離れた場所からテレビを見たりすることで、ピントの調節機能がリセットされ、手元が見えやすくなることが期待できるのだとか。

また、目のトラブルは老眼だけではなく、40代以降になると近視や白内障、緑内障、眼瞼下垂、黄斑変性など、複合的にトラブルが起こりがちになるそうです。

そのため本書には、老眼をはじめとして24もの目に関するトラブルが解説されているほか、ピントや乱視、白内障、マス目(視野欠損)がセルフチェックできる方法も掲載されています。

目が見えにくくなってしまうと途端にQOLが下がってしまうもの。すでに何かしらの不安を抱えている、もしくは対策を講じねばと思っているならば、「原因」「検査、診察」「治療方法」「日常生活で気を付けること」がトラブル別に解説されている本書は、今日から頼りになる一冊となるはずです。

平松類 ひらまつるい●医学博士、眼科専門医。二本松眼科病院副院長。全国から受診希望の患者が訪れる名医。「あさイチ」や「主治医が見つかる診療所」などのテレビやラジオ出演のほか、雑誌、WEBサイトなどの取材も多数。眼科医唯一のYahoo!ニュースの公式コメンテーター。YouTubeチャンネル「眼科医平松類」は26万人以上の登録者数を誇る。

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