居眠り・バイトしてるのに「ノート見せて」大学時代の友人に抱いた、複雑な感情

皆さんにとって、友だちとはどんな存在ですか？大人になるにつれて交友関係が広がっていき、知り合いが増えたという人もいるでしょう。しかし、全員と同じような付き合い方をしているわけではない、という人もいるはずです。友人とは、自分にとってなんなのでしょうか。ゆいな＊エッセイ漫画(@yuina.kajima)さんがインスタグラムで連載した『友達だと思っているのは自分だけかもしれない』をご紹介します。どうぞご覧ください。

ひとりぼっちを回避。楽しいキャンパスライフになると思っていた

ゆいなさんは当時大学1年生でした。仲良しの子と学部は離れてしまったことで、ひとりでいることに不安を覚えるゆいなさん。ひとりだと思われることに抵抗があったと言います。

偶然、同じ高校だった美姫と華にオリエンテーションで出会います。どうにかグループを作ることができてホッとするゆいなさん。大学生らしい、交友関係にわくわくと希望を見いだしますが…？

価値観は合わないけど、一緒にいて楽しい友人

大学生活が進むにつれて、美姫と華は授業をサボったり、居眠りをしたりして過ごすようになります。そのたびにノートを見せてあげるなど、2人のフォローをするゆいなさん。大学での過ごし方は人それぞれですが、毎回友人にノートを見せてと頼まれると、もやもやしてきますよね…。

友だちはどんな存在なのでしょうか…。お互いの利害が一致していれば、それでよいものなのでしょうか。一緒にいて楽しい時間はあっても、どこかで感じるモヤモヤは見ないふりをしないほうがいいですよね。

価値観が合わない友人と一緒にいると、知らないうちにストレスをため込んでしまうこともあります。友だちがいることはとても素晴らしいことですが、時には1人の時間を満喫することも大事かもしれません。そうやって本当に自分にとって大事にしたいものは何かを見つめられるといいですよね。

心からの友人は、いつか分かるもの

時がたち、大学時代に一緒に過ごした美姫、華とは疎遠になってしまったゆいなさん。決して険悪な雰囲気になったわけではありませんが、振り返ると「その程度」の関係だったと気が付きます。

その時々で仲良くなったり、一緒に過ごすことが増える友人はいるでしょう。しかし、それが心からの友人であるかはまた別の話ですよね。今、一緒にいる友人との時間がストレスになっていないのなら、そのままでもいいかもしれません。大事なことは、負担を感じない適切な距離感でいることです。

心からの友人というのは、その時は分かりにくいものでしょう。これから先に出会うかもしれないし、ふとしたことがきっかけで昔の友人との関係が復活するかもしれません。自分の気持ちに素直になれて、お互いを理解し合える、そんな人がいたら、気が付くと心からの友人になっているものなのかもしれないですよね。

著者：ママリ編集部