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エル・マクファーソン、7年前に乳がんと診断されていた

  • 2024.9.4
Elle Macpherson attends the AO Inspirational Series lunch

エル・マクファーソンが、7年前に乳がんと診断されていたことを公表した。1980年代に元祖スーパーモデルとして一世を風靡した彼女は、このたび自著『Elle(原題)』を発売。これに合わせて公開された『オーストラリアン・ウィメンズ・ウィークリー』誌のインタビューで、自ら選択した治療法について明かした。

2013年にも乳房に良性のしこりが見つかり、線維腺腫と診断されたと告白している彼女は、7年前に病理検査を受けた際、HER2陽性乳がんと診断されたという。「ショックでした。予想外の結果だったので、困惑しました。いろんな意味で悲観しました」と振り返る。医師からは、乳房切除手術や化学療法といった治療を提案されたそうだが、彼女が選んだのは化学療法や医薬品を用いないホリスティック・アプローチだった。

彼女は、「自分に合う解決法を見つける機会になりました」と前向きに語り、こう続ける。「病気を乗り越えるためには、私だけの真実、信念を見つける必要があると思いました。私がしたのはまさにこれです。自分自身に正直になり、自分と自分の身体、そして自分の選んだ行動を信じる、これはすばらしい訓練になりました」

著書では自身の選択について、こうも綴っている。「確実なことなど何もなく、保証など一切ないと理解しました。正しい選択などなく、あるのは自分にとっての正しい選択のみ」。とはいえ、この選択は簡単なものではなかったそうだ。「標準的な治療にノーと言うのは、人生で最も難しい決断でした。人にはクレイジーだと思われましたが、真に自分に響く選択をすべきだとわかっていました。私にとって、乳がんに関わる身体的な側面だけでなく、感情面に向き合うことも意味しました……そして、それは勇気がいることでした」

2人の息子たち、26歳のフリンと21歳のサイは彼女の選択に対し、それぞれ異なる反応を見せたが、家族は概して協力的だったと振り返る。同誌に語ったところによると、彼女は今、臨床的に寛解状態にあるそうだ。「私は完全に健康だと言えます。実際そうです! 血液検査やスキャン、画像検査を鑑みても、すべての観点で本当に健康です……それに肉体だけでなく、感情的にも霊的にも、精神的にも健康です」

Text: Tae Terai

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